そろそろ2匹目が飼いたくなったり、生活の中で猫を引き取らなければならない状況があったりするかもしれません。そんな時に問題になりやすいのが老猫と子猫の多頭飼い。老猫はゆっくりしていたいのに、子猫が構ってと言わんばかりにちょっかいを出す。これでは老猫のストレスにもなりかねません。では上手く生活してもらうにはどのような工夫をすればよいのでしょうか?そこにはちょっとした暮らしのコツがあるのです☆
先住猫の存在が一番だと認識させる
まず一番大事なのが、先住猫が一番だと新入りに教えることです。うちの場合は先住猫のサラン(8歳)に対し、愛之助(3ヶ月)を連れてきた時は敵意丸出し、特にサランは弱気なので腰を引いてしまいました。このままでは新入りなのに自分が偉いと勘違いしてしまうため、対策を取りました。
先住猫にも見える形で子猫をケージに入れる
まず行ったことが新入りをケージに入れることです。(自分の場合はケージに入れるのが可哀想だった&一部屋開いていたので部屋ごとケージの様にしました。)先住猫は存在は認識しつつも縄張りに踏み込んでこないため、一定の距離感を保ちます。
これに対して新入りは自分がケージに入れられていることで順位が下だということを認識します。2匹の上下関係を飼い主が意図的に作り出す事が重要なのです。
1週間ほどすると徐々に2匹の距離が近づいてきます。先住猫からも積極的に近づくようになってきたら飼い主が見ている範囲で2匹を会わせてみましょう。喧嘩の様な遊び方ではなくじゃれるくらいの仲の良さになれるかもしれません。
ご飯は先住猫からあげる
次にこれも上下関係を理解させるために行いますが、餌は必ず先住猫からあげるようにしましょう。途中子猫が横取りしようとしますが、しっかり怒って待つことを覚えさせましょう。
先住猫を追っかけまわしていたら新入りを怒る・飼い主が遊んであげる
それでも新入りの方が若くて元気です。お互いの遊びたいのレベルが違います。新入りは遊んでいるつもりでも、先住猫は必死だったりすることもあります。老猫にとってはいじめられている感覚なのです。その時には飼い主が仲介して、じゃれすぎてはダメだということをしっかり教えてあげましょう。先住猫が嫌がっている時に怒ることで、徐々に悪いことなんだなと認識するようになります。
ただし、じゃれてるからといって怒ってばかりいると、新入りのストレスにもなりかねません。
そこで大事なのが飼い主が遊び相手になってあげること。新入りが疲れるくらい一緒になって遊んであげることで、先住猫ものんびりでき、新入りも遊びでストレスを発散できます。
可能ならもう1匹子猫を買うのがベスト!
生活に余裕があれば子猫をもう1匹飼うのがベストかもしれません。遊び盛りな猫が2匹いれば必然とお互いで遊ぶようになります。老猫のことは無視して遊んでくれるので、お互いしたいことが出来る環境になります。
みんなが幸せになれるように♪
先住猫と新入り猫。特に老猫と子猫の場合は関係を構築するのが大変ですが、小さなことから1つずつクリアしていき先住猫も新入りも飼い主も、みんなが幸せになれる環境を構築してあげましょう♪