犬と同じように猫をしつけようと思うと、自由気ままな態度に困ってしまうこともありますよね。
マイペースなままでいてほしいけれど、猫の健康のためにもダメなことはダメとちゃんと教えたい…。
そんな思いを持っている猫飼いさんは多いと思います*
今回は、犬と猫の考え方の違いや猫をしつけるときに注意するポイントをいくつかお教えいたしますので、ぜひ参考にしてみてくださいね♡
犬と猫からみた飼い主とは?
犬は飼い主さんを絶対的なボスとみなしています。
なので、飼い主さんに一度叱られると「ご主人様に怒られたくないから、もうしない!」と思うもの。
しかし、猫の場合は飼い主さんを同じ猫仲間として認識しています。
さらに猫はもともと単独行動をしていた動物なので、ボスに従うという考えがありません。
そのため、飼い主さんが叱っても「叱られた…。よし、今度からこっそりバレないようにやろう♪」と思ってしまうんです*
しつけをするには猫の思考回路を知ろう☆
しかし、自分が経験してイヤだと思ったことにはずっと覚えている生き物なんです*
また、飼い主さんの行動をよく見ているので「イヤなことをされる!」と思うと猛ダッシュで逃げていくことあります。
例えば、爪切りをしようと思って道具を持ってた瞬間にどこかへ逃げられてしまったという験をしたことがある方もいますよね*
これも、実は猫の注意力と記憶力をフルに使った行動で、そうした猫の思考回路はうまく活用すればしつけに使うこともできるんです!
猫の「イヤだ」という気持ちをしつけに活かそう
例えば、食事中などにごはんを狙ってテーブルに乗る猫の行動をしつけたいと思った経験がある方も多いのではないでしょうか。
そんなときは、テーブルにガムテ―プを丸めて貼るのがおすすめ。
猫はガムテ―プが肉球にくっついてくる感覚が嫌いなので、何度かそれを繰り返していると「テーブルに乗るとイヤなことが起きる」と察知して、乗らなくなります。
また、噛み癖を治したいときは噛まれたら無言で部屋の外に出ていくのがおすすめ。
すぐに戻ってきてしまうと効果がないので、最低でも20分ほどは部屋の外に出るようにしましょう。
これを何度か繰り返すと、「噛むと飼い主さんが遊んでくれない」ということを理解するので、噛み癖を直すことができます☆
イヤなこと=暴力ではないので要注意*
猫にとってイヤなことを経験させようと思うと、いたずらをしたときに叩いた方がいいのかな?と思う方もいるかもしれません。
しかし、暴力は猫を怯えさせたり興奮させるだけで逆効果になるので絶対にやめましょう。
叩かれると臆病な性格の猫になってしまったり、中には叩かれる=飼い主さんに遊んでもらっていると勘違いをしてさらにいたずらがエスカレートしてしまう場合もあるので要注意*
どんな動物にもちゃんと心があるからこそ、暴力に頼らずしつけを行うようにしましょうね*
しつけをする前に猫の気持ちと健康状態を把握しよう☆
飼い主さんから見れば、ただのいたずらに見える行動にも猫ちゃんにとっては重要な意味がある場合もあります。
中には遊びが足りなくて暴力的になってしまったり、健康状態が悪くて不機嫌になったり粗相をしてしまう場合もあるので、しつける前には猫の心と体を把握することが大切です*
ぜひこれを参考に、猫ちゃんにとって怖くないしつけ法を実践してみてくださいね★