猫が必ず行う行為の1つに爪とぎがあります。爪とぎ器でといでくれれば良いものを壁でとぎ始めたからにはもう最悪。。そんな事にならない為にこの記事ではなぜ猫が爪とぎをするのかと、そのしつけ方についてご紹介します。
猫はなぜ爪とぎをするの?
猫が爪とぎは生後5週目ほどから現れる本能的行為になります。爪とぎの役割としては
- 爪の外側を取って新しい爪を出す
- 傷や臭いをつけて縄張りをアピールする
- ストレッチ
- ストレスがたまった時(壁をひっかく時など)
など様々です。
爪とぎを行った後は下の様に爪のカスが残っています。
理由は様々上げましたが、1番の理由は古い外層を剥ぐ事で人間でいう爪切りと同じ行為になります。
猫の爪とぎは決してやめさせる事は出来ません。爪とぎを始めた頃からしつける事で、壁などで研ぐことを覚えなくなります。
爪とぎのしつけ方は?
猫には好みの爪とぎ場所があります。主に「爪が適度に引っかかる場所」です。爪とぎ器の他にも編み込んだ布製ソファーや固めのカーペットなど該当するかと思います。生後5週目で爪とぎをしたくなった猫は良さそうな爪とぎ場を見つけて爪とぎを始めます。1度気にいると何度も繰り返す傾向があります。この猫にとってのお気に入りの爪とぎ場所を決める前に爪とぎ器をお気に入りにしてもらう必要があります。
爪をとぎ始めたらすぐに爪とぎ器に持っていく
まずは爪をとぎ始めたらすぐに購入している爪とぎ器に持って行きましょう。この時どんな場所で爪をとぎ始めても猫には悪気はないので絶対に怒ってはいけません。これを根気よく行う事で徐々にお気に入りの爪とぎ場所が連れて行った先へと変わっていきます。
爪を研いで欲しい場所にマタタビ等趣向品をかける
爪とぎ器にマタタビやフェロモンスプレー等をかけておきましょう。爪をとぎながら気分が良くなり猫のお気に入り場所になりやすくなります。特にしつけをしなくても猫自ら爪とぎ器に向かえば大成功です。
爪とぎ器でといでくれない場合は?
爪とぎ器でどうしてもといでくれない場合は猫が気に入っていない場合があります。気にいる傾向としては
- 重たくて安定感がある
- 縦に30cmほど立っている
- 縦方向に爪がとぎ易い
等があります。安価な直置きのダンボール等を使用している場合はミニキャットタワーなどしっかりした商品の購入をオススメします。