ベルギー最大の猫祭り|悲しい歴史を今に活かすイーペルの人々の想いに感動

イーペルの猫祭り

最近の日本は猫ブーム真っ只中!
そんなブームの影響で、CMや映画などにも猫たちが引っ張りだこにされていますよね。
しかし、海外には日本よりもはるかに前から猫を愛している国があるようです。
今回はそんな深い猫愛で包まれた、ベルギーのイーペルについて詳しくご紹介していきますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

ベルギーのイーペルってどんなところ?

イーペルの猫祭り
ベルギーとフランスとの国境近くにある町、イーペルは猫好きには欠かせないスポットです。
このイーペルでは3年に1度、「猫祭り」と呼ばれる大規模な猫のお祭りが開催されています。
普段は静かな雰囲気の町が熱気に包まれる、このお祭りでは住民の人々が猫になりきったり、猫のパレードが行われます。
しかし、実はこの盛大なお祭りには悲しい過去が隠されていたのです。

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猫と共に生きた歴史を持つ

イーペルの塔
そんなイーペルは14世紀には繊維品が盛んな町として有名だったよう。
イーペルの人たちが猫と暮らし始めた背景には、繊維品などで使う絹などの材料をネズミから守るために猫を飼い始めたという理由があるようです。

そして、猫のおかげもあって町の名産品である繊維品はネズミから守られ、他の外国との取引も活発になっていきました。
どんどん豊かになっていく自分たちの町を見て、いーぺつの人々は猫をより一層大切に思うようになります。

転機になった「魔女狩り」

黒猫
しかし、猫たちとの素敵な関係は魔女狩りの時代を境に一転します。
魔女狩りの時代になると、猫を飼っているイーペルは他の国から「魔女の国だ!」と言われるようになりました。
そうしたイメージがついたせいか、中には「取引をやめたいと」言い出す国も多くなってきたそうです。

そんなイメージを失くすためにイーペルの人たちが行ったのは、高い塔の上から国中の猫を落とすことでした。
自分たちの生活を守るためはどうしても苦渋の選択をしなければならなかったイーペルの人たちの気持ちを考えると、胸が痛みますよね。

過去の過ちを繰り返さないように猫祭りを開催

イーペルの猫祭り
そうした悲しい歴史を持っているからこそ、自分たちが猫にしてしまったことを忘れないためにもイーペルの人々は3年に1度、盛大な猫祭りをするようになったそうです。
また、現在のイーペルは猫に対してとても優しい国で、野良猫がいるとすぐに住民が里親を探してくれる動物愛護センターに連れていくので、町中で野良猫をみかけることがないそう。

猫祭りの裏にはイーペルの人たちの優しさがあった

悲しい歴史を過去と割り切ってしまうのではなく、反省しているからこそいつまでも忘れないように猫祭りを開くイーペルの人々の優しさには、とても感動しますよね。
猫ブームないまだからこそ、私たち日本人も改めて動物に対する態度などを見直していくことが大切だと気づかされるような気がします。
ぜひ気になる方は、2018年に開かれるイーペルの猫祭りに足を運んでみてはいかがでしょうか。

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イーペルの猫祭り