【猫の健康診断】受けてますか?必要性や費用、検査項目について☆

猫の健康診断

愛猫が日向で丸くなっている姿を見かける日が増えてきましたね☆冬が近づいている、と感じることも多くなってきています。
気温が下がり、乾燥する冬場は猫の免疫力も下がりやすいと言われています。本格的に寒くなる前に、「愛猫の健康診断」受けておきませんか?
この記事では健康診断がなぜ必要かについてや、検査項目・費用についてご紹介します!

健康診断の必要性

外飼いはもちろん、実は室内飼いでも猫は病気になります。お外に出かける猫の場合は、直接野良猫から病気をもらってしまうことや、怪我をしてしまうことがありますよね。実は、完全室内飼いの猫であっても、飼い主や訪問者が外で野良猫と戯れ、病気を持ち帰ってしまう可能性があるのです。
それ以外にもフード由来の病気や、体質的に避けられない病気など、どれだけ気をつけていても病気にかかってしまう可能性は無くならないのです。定期的な健康診断はそういった病気の早期発見にも繋がります☆まずはその辺りを少しだけ具体的に説明しますね!

病気の早期発見

猫は不調を隠してしまう生き物です。なので、目に見える不調が出た時にはもう重症化してる、なんていうことも珍しくありません。
でも、健康診断で検査した数値から、病気を早期に発見できることも多いんですよ。早い段階で発見できれば、その分できる処置が増えたり、悪化を防ぐための予防策を打てたりしますよね。
人間と一緒で、病気は早期発見と早期治療がとっても大切!病気が重くなってからでは手の施しようがなかったり、治療費がとても高くなってしまったするのもおんなじです。愛猫が隠れて苦しまないよう、できるだけ早く発見してあげたいですね☆

小さな「気になる」を相談できる

「まだ病院に連れて行くほどではないけれど、ちょっと気になる」ということ、ありますよね。例えば、ごくたまに咳をすることがあるとか、なんとなく目やにが多くなった気がするとか。ちょっと口が臭いような気がするんだけど、こんなもの?とか。
そういった、「病気のサインだ!」と確信を持つまでには至らない、小さな小さな「なんか気になる不調」を獣医師に相談してみるチャンスでもあります。なんでもなければそれで安心できますし、愛猫自身も気づいていなかった病気のタネを発見することにもつながります。「病気の予備軍」レベルなら、日々の生活に気をつけるだけで病気になる前に改善できることだってあるんですよ☆

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猫の健康診断・検査項目

「健康診断と言っても、何を検査すればいいの?」という疑問にお答えすべく、代表的な検査項目をまとめました☆

問診・身体検査

日々の猫の様子や飼い主が気になっていることを話します。また、獣医師による触診や、体重測定なども行われます。以前にも健康診断を行なっている場合は、その時と比較したりもしますね☆肥満や便秘、しこりなどが判明することが多いですよ♪

血液検査

筆者の愛猫がお世話になっている動物病院では白血球数に始まり、BUN・CREなどの腎機能項目、GLU・TP・ALBなどの血漿に関する項目、他にも肝機能や腫瘍、コレステロールやカルシウム、リンetc…20以上の項目を検査してくださっています。
重要度の高いものに絞り、8項目程度のところもあるようなので、検査項目数は病院によってまちまちです。血液検査は少し時間がかかるので、結果は後日郵送で送られてくることも多いですよ☆

尿検査

尿蛋白や赤血球・白血球、また尿の比重などを見てもらいます。猫の病気として悪名高い「尿結石」もこの尿検査の際に発見されることが多いですね!
検査方法は病院によって違うようです。大きく分けて自宅で採尿して持ち込む場合と、病院で採尿する場合がありますね☆
自宅で採尿する場合は、猫がトイレに入ったタイミングで股下に採尿用のカップを差し入れたり、システムトイレのシートを外して溜まった尿を持って行ったりという方法があります。自宅採尿のメリットは猫にかかるストレスが最小限に抑えられるところでしょうか。
病院での採尿は圧迫と膀胱穿刺が主流でしょうか。圧迫採尿は猫の膀胱を押し強制的に排尿させる方法で、穿刺による採尿は針で膀胱から尿を抜き取る採尿方法です。穿刺採尿は尿道を通らないため、より純度の高い尿を採取することができます。

便の検査

便の検査は顕微鏡で行われます。腸内細菌や寄生虫、消化やウイルスに関することを調べるのが目的ですね。消化不良や毛玉の排出量、血便がないかなどを確認します。上手く消化ができていないようであれば、食事の改善を提案されたりもするようですね。便は健康のバロメーターとも言われる通り、愛猫の体の状態について、とても色々なことがわかります。
お家で出した最も新しい便を持ち込んでくださいと言われることが多いようです☆

レントゲン検査

猫の体の構造を検査します。骨や臓器の形、位置、大きさなどを確認し、異常がないかどうかを調べてくれます。以前に骨折などをしていた場合は、その経過観察も含まれますね☆

その他

他にも、超音波検査や心電図、歯科検診に眼科検診など項目は多岐に渡ります。
筆者は「問診・身体検査」「血液検査」「尿検査」を基本でお願いしています。この3種類で大体の異常は判明するので、多くの病院でもこれら3つをセットで見てくれるコースになっていますよ☆
歯科検診や眼科検診は「身体検査」の際にざっと見てくれる場合も。これに加えて便検査があるところや、さらにレントゲンと超音波検査をセットにしているところ、はたまたフルコースの「猫ドック」とでも言うべき精密な健康診断のセットがあるところなど、本当に病院によって様々です。普段の愛猫の様子を話し、獣医師と相談しながら、どのような検査を受けるのかを決めて行きましょう☆

猫の健康診断にかかる費用

これも病院によりけりです。動物医療は自由診療のため、同じような検査内容であっても値段にばらつきが出てしまうものなのです。
参考までに、基本的な項目である「身体検査」「血液検査」「尿・便検査」の3項目で7,000円〜13,000円の間でしょうか。筆者の通っている病院は、3項目で10,000円ほどです☆

健康診断を受ける頻度

こちらは猫の年齢や健康状態によって変わってきます。
健康で10歳以下であれば年に1度程度、それ以上ならば半年に一度が目安になります。幼猫(1歳未満)の場合は少し頻繁に受けた方が良いでしょう。
何かしらの病気を抱えている場合は、病気の経過観察が必要となることもあるので、獣医師と相談しながら次の健康診断時期を決めていく形になるでしょう。

一緒にワクチン接種も☆

ワクチンの接種も年に1度が目安とされています。外出によって猫にかかるストレスを最小限に抑えるためにも、健康診断と一緒にワクチン接種もしてしまうのがオススメです☆
ただし、ワクチンの接種も同時に行う場合は猫の体調に異変がないかどうかをよく観察しておくことが大切です。下痢をしていたり、食欲がなかったりと体調に不安がある場合は、獣医師と相談し、ワクチン接種を延期する場合もあります。

筆者の体験談

筆者の愛猫も、毎年健康診断に連れて行っています。過去に異常が見つかったこともあるので、その体験談を少しだけ書いておきますね。こんな風に病気が見つかることもあるんだよ!と言う参考程度にお読みいただければと思います。

腎出血

よく食べ、よく飲み、よく暴れ(笑)、いたって健康でトイレも全く異常なしだった愛猫なのですが、尿検査で潜血が出てしまったことがあります。血液検査の結果などと照らし合わせ、日を改めて超音波検査などを受け、腎出血であろうとの結論に。貧血などの症状は出ていなかったので、現在も経過観察中です。
日頃のトイレでも目に見える血尿などがなかったため、健康診断を受けていなければわからない異常でした。

尿結石

こちらも尿検査で判明しました。「石があるね」と、顕微鏡を覗きながらおっしゃる主治医に「えっ!」と叫んだのをよく覚えています。猫の尿結石は「おしっこが出ない」「トイレに入ってもおしっこをせずに出てくる」「排尿時に鳴く」などが症状として上げられるのですが、我が家の愛猫にそういった症状は一切なかったのです。尿結石には注意しようと、猫のトイレ日記までつけて毎日注意深く観察していたので間違いありません。獣医師曰く、「体質で出来やすい子もいるのだ」とのこと。
本当に一切の症状が出ていなかったので、健康診断に行っていなければ悪化して症状が出るまで気付けなかったでしょう。幸いにして療法食で尿のコントロールができたため、手術などの大事には至りませんでした。

腰椎の欠損

こちらは筆者の実家にいる猫の話です。腰椎とは背中の骨、腰のあたりにある骨のことです。健康診断の時に便秘気味であることを相談し、便のつまり具合を確認するために取ったレントゲンで判明しました。先天的なもので、日本猫には多いのだとか。これが直接命に関わるようなことはないのですが、歳を取ってくると便秘や泌尿器の疾患、ヘルニアなどの症状を引き起こすことも。
便秘の根本原因が判明したのはもちろんのこと、今後は今まで以上に泌尿器などの疾患にも気を配っていかねばならないことがわかりました。これも、健康診断時の問診で便秘を相談していなければ、判明するのはもっと遅かったかもしれないことです。

まとめ

今回は猫の健康診断について、筆者が実際に体験した出来事も含めてまとめてみました。
近年はペットの健康に対する意識が高まり、愛猫を健康診断に連れていく人も増えてきている印象です。でも、まだ猫の健康診断は浸透しきっていないと感じることもしばしば。
「室内飼いだから、健康診断なんて受けなくても大丈夫」なんて、そんなことはありません。
愛猫にできるだけ長く側にいてほしい、というのはきっと世の中の飼い主が共通して思っていることでしょう。気づかないうちに病気になり、気がついた時にはもう手遅れ……なんていう結果は避けたいですよね。
大切な愛猫の健康を守るために、私たち飼い主ができること。その一つが定期的な健康診断です。定期的に健康の記録を取ることにより、前回との変化に気づくこともできるのです。
愛猫とより長く楽しい時間を過ごすためにも、年に一度は健康診断を受けるようにしましょう☆

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ABOUTこの記事をかいた人

共に暮らす黒猫に一直線の愛情を注ぐ、猫バカ一代。 愛猫第一主義ですが、この頃は野良猫の保護活動にも意識を向けています。