子猫は食欲旺盛なイメージがあるので、拾ってきた子猫の食があまりに細いと不安になってしまいますよね。
子猫の中には食欲旺盛な子がいるのに対し、食べるのを拒んで命が危なくなってしまう子もいます。
今回は子猫の食が細くなる原因と対処法についてご説明していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね☆
要注意！運動不足は食を細くしてしまう
子猫の時期は何にでも興味津々なことが多いもの。
しかし、部屋に十分なスペースがない場合は子猫が運動不足になってしまうこともあります。
初めて猫を飼う方の中には、子猫をずっとケージに入れている方もいるかもしれませんが、それも思うように身動きが取れないので運動不足の原因になってしまうんです＊
そんな運動不足を解消させるためには、おうちにキャットウォークを取り付けたり、キャットタワーを置くのがおすすめ。
猫は広さよりも高さを重視する生き物なので、部屋が狭くても縦の運動ができれば大丈夫です。
また、兄弟猫がいればメンタル的にも心強いので、猫の里親になりたいと考えている方は兄弟を一緒に引き取るのも◎です＊
食欲不振はおなかに虫がいるサインかも！？
お外で生活をしていた子猫は、虫やカエルなどを食べていることも多いもの。
そうした生き物を口にしていると、おなかに虫がわいてしまうこともあります。
おなかに虫がいる場合は便が水のような下痢になったり、食べ物を口にせず、ぐったりします。
そんなときに下痢をしているからといって下痢止めを飲ませてしまうと、体の中の虫が外に出ていかなくなって命を落としてしまうこともあります。
また、寄生虫の中でも「コクシジウム」とよばれる虫は特に厄介で、完全に体の中からいなくなるまでに2週間～1ヶ月ほどかかってしまう場合もあるので、早めの病院で検査をしてもらうようにしましょう☆
体重がなかなか増えない子には高カロリーフードをあげよう♡
健康状態は問題ないのに、なかなか体重が増えない食が細い子には高カロリーフードをあげるのがおすすめ。
高カロリーフードなら、少ない量でも栄養がきちんととれます。
療法食として有名な「ヒルズのa/d缶」は食が細い子でも食いつきやすいので、きちんと食べさせたいときに与えてあげましょうね＊
子猫の食欲不振を見逃さないようにしよう☆
子猫は3日間食べ物を口にしないと、命が危険にさらされてしまいます。
「放っておけばそのうち食べるだろう」という、甘い考えは子猫にとって命取りになってしまうことがあります。
ですから、子猫がなぜ食べないのかをきちんと解決したうえで、食の細さを改善していきましょうね♡
