猫は大の水嫌い!
猫はもともと砂漠の生き物の為、水が多い環境に慣れておらず、毛が濡れることを非常に嫌います。猫の毛は水を弾かないため体温低下を招きやすく、その感覚が猫にとって不快と感じてしまいます。
大人になってお風呂に入れようと思ったとき、本気で嫌がりひっかいて抵抗するようではもう一緒には入れませんよね。。そこで子猫の時期から水に慣れさせて、大人になっても水をいやがらないようにお風呂の教育方法をご紹介します。
生後2ヶ月くらいからシャンプーOK♪
生後2ヶ月くらいから猫のシャンプーはOKになります。それよりも未熟な場合だと自分でうまく体温調整が出来ないため、風邪をひいたり免疫が弱まったりするので控えましょう。
最初は桶に38度のぬるま湯を張って慣れさせよう
初めてのお風呂。洗う方も緊張ですが、子猫も緊張しているはず。いきなり足の着かない湯船に入れたり、シャワーをかけるとビックリしてしまう事も。まずは桶に38度のぬるま湯を張って足からゆっくり入れ、徐々にお湯の感覚に馴れさせることが重要です。
(ここでの体験次第ではその後風呂嫌いなることもあるので、意外と重要ですよb)
猫用シャンプーで優しく洗おう
次に一通りお湯で暖まったら体をシャンプーしてあげましょう。ここで使用するのが猫用(動物用)シャンプーです。くれぐれも人用は使わないように!猫は肌が敏感なため刺激となってしまいます。(やむを得ず使用する場合には、お湯でしっかりと薄めた上で使用しましょう。)
背中から足、しっぽ、お腹、頭と一通り洗います。ここでの注意は耳に水が入ると中耳炎になってしまう可能性があるため、耳は洗わないのがおすすめです。
頭からゆっくりぬるいシャワーをかけよう
一通り洗ったら、シャワーをかけて洗い流しましょう。ここでも直接シャワーを当てるのではなく、手を挟んで水勢を抑えて洗いましょう。美容師さんに頭を洗ってもらう時の感じですね♪
タオルですぐに包んであげよう
シャンプーを隅々まで洗い流したらタオルドライを行います。ここでは猫が暴れないようにしっかりタオルで包んであげて、安心させてあげましょう。また、タオルドライが中途半端だと体温が下がり風邪を引いてしまいますので、しっかりと拭いてあげましょう。
ドライヤーでゆっくり乾かしてあげよう
タオルドライが終わったらドライヤーです。かけ方ですが、一カ所に直接当ててはいけません。やけどします。手首を振りながら遠くからかけてあげてください。20分位かかりますが根気強く!しっかり乾かさないと風邪を引くので注意です。
(二の腕シェイプアップにもなるので、筋トレだと思って頑張りましょう!)
2カ月に1回くらい、軽めのシャワーを挟んで半年に1回シャンプーしよう
慣れさせたいあまり毎日入れたい!と思うかも知れませんが、それはやってはいけません。そもそも猫はお風呂に入らなくてもよい生き物の為、こまめに入れてしまうと皮脂が無くなってしまい皮膚病の原因にもなってしまいます。
2カ月に1回の桶とシャワーを使った馴れさせるお風呂と、半年に1回のシャンプーで洗うの2つを使い分けることで、負担をかけずに馴れさせることが出来ます。
大人になってもお風呂大好き!
子猫の頃からしっかりとお風呂教育することで、大人になってもお風呂好きにしましょう!是非実践してみてくださいね♪