来月、6月23日に新しいネコ映画が公開されますヽ(o’∀`o)ﾉ♡
同タイトルの大山淳子さんの小説「猫は抱くもの」の映画化です。
監督は、「グーグーだって猫である」を手がけ、“猫を撮らせたら日本映画界随一”との呼び声高い犬童一心監督。「犬童ワールド」×「猫は抱くもの」で史上最強にキュンとくる猫映画が完成したようです(人*´∀`)+ﾟ
沢尻エリカさんが元売れないアイドルのこじらせアラサー女性を演じています。沢尻エリカさん演じる沙織がゆいいつ心をひらく相棒が、ロシアンブルーの良男くん(ΦωΦ)は、自分は人間で沙織の恋人だと勘違いをしています。アイドルになれなかった沙織と、自分は人間だと思い込んでいる良男…人生をこじらせた一人と一匹は自分らしく生きる術を見付けられるのか！？
良男くんの心の声は吉沢亮さんが演じます。この映画は、猫だけが集まる集会の場面を、猫ではなく吉沢さんやコムアイさんなどの役者さんが実際に演じています。吉沢さんは「猫」としてダンスも披露していますよ！現実と妄想の世界が行き来する不思議な感覚。どんな映画なのか楽しみですね。
珠玉のネコ映画になること間違いなしの「猫は抱くもの」をご紹介します♡
猫は抱くもの？
☆原作は・・・
原作は、人気ミステリー「猫弁」シリーズで知られる、作家大山淳子さんが2015年に発表した小説「猫は抱くもの」です。さまざまな境遇の猫と人間のエピソードを描いた連作短編集になっています。当時から、想像力を駆使した猫同士の会話や“猫目線”の描写などユニークな世界観が話題になっていました。
「猫の集会では大切なことが話し合われている。それは猫の幸せについてだろうし、猫の幸せは人間の幸せとつながっている」――本文より。
幸せの形は、十猫十色。「人間と猫は、一緒にいたほうが幸せなのか?」「それは、めぐりあわせだから」猫と人間のあたたかく切ない絆の物語です。
☆ストーリー・・・
田舎町の小さなスーパーのレジ係をしている沙織（沢尻エリカ）は、実は元アイドル。芸能界ではなりたかった自分になれず、誰も知らないこの町に逃げてきて、いつしか投げやりな生き方にも慣れてしまっていました。心を開けるのは、裏の倉庫でこっそり飼っているロシアンブルーの猫・良男（吉沢亮）だけ。空き時間にそっと訪ねては、今日あった出来事や、気になる男性のこと、頭に描いた妄想などを、いちいち話して聞かせるのでした。
そんな沙織の心に寄り添ううちに、良男はいつしか自分も人間で、彼女を守れるたった一人の恋人なのだと思い込んでしまいます。
そんな平穏な日々もつかの間、ある日沙織が職場で手痛い裏切りにあってしまいます。良男を抱きしめ涙を流す沙織。そばにいてあげたいという思いに駆られた良男は、満月に誘われるように外の世界に飛び出して、沙織のアパートへ走ります。だけど夜道で足を滑らせ、暗い川へと落ちてしまった良男が流れ着いたのは、個性豊かな猫たちが集う「ねこすて橋」のたもとでした。良男はそこで、ゴッホ（峯田和伸）という絵描きの飼い猫だったキイロ（コムアイ）や、不思議な力を持つ長老猫（岩松了）と出会います。猫の集会で聞かされた事実「良男さん、あなたは人間ではなく、猫です」…。
一方、必死になって良男を探す沙織のもとに、東京のテレビ局から連絡が入った。かつて沙織が所属して、売れないまま解散してしまったアイドルグループ「サニーズ」を、たった一日だけ再結成したいと…。
離れ離れになった一人と一匹は自分らしく生きるすべを見つけることができるのか。それぞれの思いを叶えることはできるのか・・・？！
沢尻エリカさん、6年ぶりの主演作！
元アイドルで思うように生きられないアラサー女性を演じ、６年ぶりの主演作にして新たな境地を切り開いている沢尻さんは必見です♡
このヒロインについて犬童監督は「物事がうまく運んでない状態って、普通はネガティブに捉えられがちですよね。だけど映画というのは面白くて、日常が充実している人を撮ったからといって、物語が輝くとはかぎらない。むしろ、うまくいってない人たちを撮った方がスクリーンがキラキラしだすというマジックがあるんですね。この映画で僕は、ある夢を持って挫折しつつ、そこから自分の力で抜け出していく女性を描きました。そこにあるのはいわゆる自己実現だけではなく、ポジティブな意味で夢と決別し、今の自分を受け入れる過程も含まれるかもしれない。人生で置いてけぼりをくらっている時間には、そこにしかない豊かさがあるー。ヒロインの妄想癖に付き合いながら、そういうことをちょっと感じ取っていただけると、嬉しいですね」と語っています。
～うまくいかないことの輝き。置いてけぼりを食らっている時間の豊かさ。灰色の日常がカラフルに輝き始める、心温まる物語～
この物語のテーマについては、沢尻エリカさんも「主人公にとって猫は、“好きになれない自分”も引っくるめてすべてを受け入れてくれる、最大の理解者なんじゃないかなと感じました。たぶんそれはペットに限った話ではなく……自分の大切な“何か”と良い関係で日々を過ごすことって、誰にとっても大事だと思うんです。仕事や恋愛で悩んだとき、すべてを受け入れてくれる存在がいてくれること。自分を癒やし幸せにしてくれるものを、心から大切にすること。そういうのって素敵だなって。この映画に出演して、改めて考えたりしました」と話されたそうです。
また、劇中で沢尻エリカさん演じる沙織が飼っている猫の良男ですが、実は撮影終了後に沢尻さんご本人が引き取られそうです。「毎日家中を走り回っていてとても元気な子です。新たな家族が増えてとても幸せな日々を過ごしています。」とコメントするほど可愛がっているそうです♡
劇中で沢尻さんの良男に向ける愛の眼差しは本物なのですねω(=＾・＾=)ω
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