油断は禁物!子猫の目やにの原因になる病気とは?

小さな子猫を保護した時、顔をよく見てみると目やにが出ていた…なんていう経験をしたことがある方も多いのはないでしょうか。
そんな子猫の目やにには意外な病気が隠されていることもあるんです*
今回は子猫に目やにが見られる原因をいくつかご説明いたしますので、ぜひ動物病院へ連れていくための参考にしてみてくださいね*

子猫の目やにが見られる原因とは?

1.悪化しやすい「猫風邪」

寝ているスコ
風邪は人間だけがかかるものだと思われがちですが、実は猫だって風邪にかかることもあります。
猫風邪にかかると、目やにが黄色や緑になります。
また、人間と同じでくしゃみや鼻水、咳といた症状も見られますし、中には熱のせいで食欲不振になってしまったり、水っぽい下痢になってしまう子もいます。

人間の風邪は放置していてもある程度治りますが、子猫が猫風邪にかかっているときはそうはいきません。
抵抗力が弱い子猫は猫風邪が悪化しやすく、最悪の場合は命を落としてしまう可能性だってあります*
そんな悲しい結末にさせないためにも、猫風邪に気づいたら早めに動物病院へ連れていくようにしましょうね♪

2.目に炎症が現れる「猫クラミジア感染症」

生後2週間の猫
猫風邪よりも症状が重くなりがちなのが、この病気です。
猫クラミジア感染症にかかると、まず目に炎症が見られるようになるのがポイント。
目やにも粘着性のねばっとしたものになり、猫風邪と同じようにくしゃみや咳、鼻水などが見られます。

ただし、この病気は気管支の方に負担がかかりやすいので要注意。
特に生後2ヶ月~6ヶ月の子猫がかかりやすく、重症化すると肺炎になってしまうこともあるので必ず動物病院へ連れていきましょうね!

3.甘く見ると怖い「結膜炎」

見つめるキジトラ
子猫が片方の目を開けずらそうにしていたり、しきりに目をこするときは結膜炎を引き起こしている可能性が高いです。
結膜炎になると目やにが出る頻度がいつもよりも増えたり、ねばっとした黄色や緑の目やにが見られるようになります。
また中には目が充血したり、涙を流したりすることもあり、放置すると失明の危険もあるんです!

さらに、結膜炎はきちんと完治させることも大切な病気。
なんとなく治ったなと思っていると、体調が悪くなるたびに結膜炎の症状が出てしまうことがあります。
なので、初めて結膜炎になってしまったときは、動物病院でもらえる目薬や軟膏などを使ってをきちんと治療してあげましょうね♡

目やにの色にも注目しよう!

健康な猫の目やには黒や茶色ですが、なんらかの病気にかかっているときは目やにの色も黄色や緑になる場合が多いもの。
また、目やに自体もねばっとした粘着性のものになることがほとんどなので、いつもと違う目やにだと思ったら、すぐに動物病院に相談することもおすすめです*
ぜひ飼い主さんのこまめなチェックで愛猫の綺麗な目を守ってあげてくださいね♡




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