ベンガルやオシキャットなど斑点模様のある猫は、ワイルドな印象を与えてくれるので、「一度は飼ってみたい!」と思う猫好きさんも多いのではないでしょうか★
そんな方は「オーストラリアンミスト」と呼ばれる珍しい猫種を検討してみるのもおすすめです!
今回はまだまだ知名度の低いオーストラリアンミストについて詳しくご説明いたしますので、ぜひ楽しみながらご覧ください♡
オーストラリアンミスト誕生の歴史|斑点模様の猫種を医師が開発!
オーストラリアン・ミストは1970年代の後半に、斑点(スポット)のある短毛種のイエネコを生み出したいと思ったオーストラリアの「トゥルーダ・ステード」医師によって開発された猫種です。
繁殖時にはアメリカンショートヘア、バーミーズ、アビシニアンといった猫種が使われました。
そんなオーストラリアンミストは初め、「スポッテッド・ミスト」と名付けらていたそうですが、1番の特徴でもある特徴スポット模様の他に、大理石のような模様も特徴であると認められ、今の名前に変更されました★
日本ではまだまだ知名度の低い猫種ですが、World Cat Federation(WCF)で行われるキャットショーへの参加資格を与えられていたり、イギリスの「GCCF」という猫種登録団体では、2011年10月に品種としての予備審査を通過して、仮認定を受けている注目の猫種なんです♪
特徴|大理石と霧がかかったような薄い被毛♡
見た目
オーストラリアンミストの最大の特徴は、なんといっても大理石のような被毛に霧がかかったような薄い被毛がミックスされている独特の毛色です。
淡い斑点模様の上に、さらにそれよりも淡いカラーの被毛が映えている様子は、まるで霧(ミスト)がかかっているかのように美しいもの♪
また、足や尻尾には縞模様があったり、顔にもラインが入っているのもオーストラリアンミストならではです。
ただし、こうした美しい被毛が完全に完成するまでには2~3年ほどかかるといわれています。
平均体重
オーストラリアンミストは中型の猫種なので、ラグドールやメインクーンのように大型になってしまうことはありません。
そのため、平均体重も3.5kg~5.8kgほどと一般的な猫とそこまで変わらないようです★
平均寿命
血統書付きの猫種は寿命が短そうな印象がありますが、オーストラリアンミストは比較的体が丈夫なので、平均寿命も15~19歳程度であるといわれています♪
こうした平均寿命は飼育環境によってもさらに伸ばすことできるので、適切な環境の中で飼育してあげるようにしましょうね♡
性格|人間が大好きな甘えん坊さん♪
ワイルドな見た目とは裏腹に、オーストラリアンミストはとっても人懐っこい性格をしています★
人間が大好きなので、隙があれば膝の上の飛び乗ってくるような甘えん坊さんが多いのも特徴のよう。
穏やかな性格をしているので、多頭飼いにも向いているはずです♡
また、持ち前の我慢強さを発揮してくれるので、小さいお子さんがいるおうちでも仲良く共存していけるといわれています。
飼い方のコツ★ストレスを溜めこませすぎないようにしよう!
我慢強い性格だからこそオーストラリアンミストは、自分の気持ちを押し殺してしまうこともたくさんあります*
そうした状況を繰り返していると、強いストレスを心の中に溜めこんでしまう恐れも。
ストレスは病気を引き起こしてしまうこともあるので危険です。
ですから、飼い主さんはできるだけスキンシップを図ってストレスを解消させてあげるようにしましょう♡
また、お茶目な一面があり、遊び好きなのでキャットタワーなどを設置して運動量を増やしてあげるのもおすすめです♪
オススメのエサ|運動量に適した低カロリーなエサを☆
遊び好きで運動量も多いオーストラリアンミストには、肥満対策もかねて低カロリーなキャットフードを与えてあげましょう♡
おすすめは「ナチュラルチョイス」シリーズ。
こちらは高タンパク質なキャットフードなので体の中から猫の健康をしっかりと管理することができます♡
今回は上記のエサをおすすめしましたが、もちろん環境や個体差によっても大きく左右されるので、ぜひ愛猫の体調を見ながら体に合ったキャットフードを選んでいきましょう♡
オーストラリアンミストの値段、価格相場は?
20万円以上|まだまだ未知数だが、高額なる可能性大!
オーストラリアンミストはまだまだ日本では知名度が低いので、海外のブリーダーに頼らないとなかなか手に入れることができない猫種でもあります。
しかし、希少価値が高いことから、購入価格は高額になることが予想されるので20万以上の出費が覚悟しておきましょう★
美しい毛並を持つオーストラリアンミストを長生きさせよう♡
オーストラリアンミストの被毛は、一度見たら忘れられないほど美しいもの。
ワイルドすぎないスポット模様に心惹かれる方も多いはずです♡
こんな美しい猫種の健康をしっかりと守るためにも、ぜひ正しい飼い方を学んで愛情を込めながら育てていきましょうね♡