猫を飼うなら可愛い子猫から飼いたいですよね♪でも子猫は以外と育てるのが難しく、育て方1つで将来が左右されるといっても良いほど重要なのです。この記事では離乳後|生後3ヶ月の子猫の育て方のポイントを実体験から学んだ知識も混ぜながら紹介します。
人間でいうと5歳児と同じ
猫の生後3ヶ月は人間の5歳児と同じなのです。人間の5歳児は自分から感情を表現したり、興味があることがあると自分から試したみたり、好奇心旺盛な時期ですよね。生後3ヶ月の子猫も同じで好奇心が湧いたことはなんでも試してしまいます。この時期の子猫の育て方で重要なのが
- 子猫特有の行動を理解し、しっかりと対策を打つ
- 何が良くて何がダメかをしっかり教え、自分で良し悪しを判断できるようになってもらう
ことです。ここでの育て方を間違えると何でもかんでも自分の思い通りに行動してしまうわがまま猫になってしまいます。しつけを行う際には心を鬼にするのも大事です。
まずはトイレを覚えさせよう
猫のトイレのしつけ方法ですが、犬に比べると非常に楽です。もともと砂漠地帯に住んでいる生き物のため、砂をかいてトイレをする習性がります。砂のようなものがあればトイレと認識し、用を足してくれます。
トイレの設置場所
まずは猫のトイレの設置場所です。トイレを人に見られたり不安な環境でするのは嫌ですよね?猫も同じです。人の目線があまり入らず、風通しの良い場所を準備してあげることで、ストレスなく快適に用を足せる環境を整えてあげましょう。
トイレのしつけ方
では早速トイレをしつけさせましょう。まず用意したトイレの場所に猫を連れて行き、トイレの場所を認識させましょう。砂があると覚えさせることで自然とそこをトイレと認識してくれます。
次に猫がトイレに行きたくなった時の対応です。猫がトイレに行きたくなると下のような行動をとります。
- ソワソワし始める
- 砂を描くそぶりを見せる
- 急に臭いを嗅ぎ始める
この時に砂のところに連れて行きましょう。本能のままにそこをトイレだと認識して用を足してくれます。猫は一度覚えるとそこをトイレだとずっと認識してくれるので、後はしばらく毎回粗相のないように見守ってあげましょう。
参考にトイレトレーニングの動画も見つけましたので、これから行う方はぜひ実践してみましょう。
絶対にやってはいけないこと
せっかくトイレを覚えそうな時にやってはいけないことがあります。
まずは、用を足している最中に驚かすようなストレスを与えてはいけません。一度トイレで嫌な思い出があると、それがトラウマになり粗相を繰り返してしまうことがあります。キッチン横やリビングの真ん中など、びっくりさせる要素が多い場所にはトイレを置かないようにして、安心して用を足せる環境を作ることが大事です。(一度このような経験を子猫ですると、おもらしグセがつくこともあるので要注意です。)
次にこれが以外と大事です。うちのサランはこれでおもらしグセがついてしまいました。それは、ふかふかしたものを側に置かないです。無印良品の人をダメにするソファーを愛用していたのですが、ビーズの感触とトイレの砂がにていたらしく、散々おしっこをされて捨てる羽目になりました。次が大事、布団です。どうしても飼い始めから一緒に寝たい気持ちはありますが、まだトイレを覚えていない段階で一緒に寝ることは絶対にやめましょう。フカフカの布団の上ですることが癖になり、大人になってもおもらしするようになってしまいます。
電気コード類はかじらせない
コード類を噛む行為は大人になると収まる猫がほとんどで特にこの時期がよく噛みます。子猫は生後3ヶ月あたりから永久歯に生え変わります。その際歯がゆさを覚えるため、何かを噛みたくなる衝動にかられるのです。危険なのが猫がコードを噛みちぎることで猫自身の感電や、漏電による火災などを引き起こすため非常に危険です。噛まれても大丈夫なようにしっかりと対策を打ちましょう。
コードを見えない場所に配置、ワイヤレス化
子猫の目線上にコード類がある場合は裏に隠したり、ワイヤレス化できるものは全て対応することで、未然に防ぎましょう。うちのサランはwiiのアンテナコードを食いちぎったため、無線のアンテナを購入しました。(ある時wiiをやろうとしたら「あれ?」となり見てみるとコード繋がってない。。となりました。)
スパイラルチューブで噛みちぎり対策をしよう
どうしても 裏に隠せないコード類がある場合は噛みちぎり防止用に「スパイラルチューブ」というもので、コードを保護してあげましょう。これをつけることでどんなに噛んでもコードに傷はつきません。高価なものではないため、高い充電コード等を噛まれる前につけましょう。
一応下にも商品詳細を貼っておきました↓
噛んでも良いおもちゃを与えよう
最後は子猫に歯がゆさの解消先となるおもちゃを与えましょう。おもちゃに当たることで、自然とコードを噛むことが少なくなります。
ダメなことをやっている時はしっかり怒ろう
生後3ヶ月の子猫は何にでも好奇心を持ちます。
「コンロの上はどうなっているんだろう」
「花瓶の花で遊びたいな」
「布を噛みちぎって遊びたいな」
などなど。。自分でやると危ないと認識するまで悪いことだとはわかりません。ここではしっかり怒ってあげることが1つ、そして怒っていると認識させる動作を覚えさせることが重要です。
短い言葉でわっと叱る
なにか悪いことをしていた時には、子猫になんらかの怖い思いをさせやらないようにしつけなければなりません。そこでまずは短い言葉で叱りましょう。
「ダメッ!」
などと大きい声を出すことで猫はビックリして、それが悪いことだと認識します。また同じ言葉を繰り返すことで「ダメ」と言われたことはダメなんだと認識するようになり、自然と注意したことはやらなくなってきます。なかなかいたずらが治らない子猫でもめげずに続けることで定着しますので、めげずに続けましょう。
悪いことをしている時の武器を覚えさせよう
言葉で叱る方法ともう一つが、「武器を持つ」ことです。それをチラつかせることで、悪いことをしているんだなと認識させます。うちのサランの場合には霧吹きに水を入れて悪いことをしている時に「ダメ」と同時に霧吹きをかけるようにしつけました。こうすることで、いたずらをしている時でも霧吹きを見せるだけでいたずらをやめてくれます。6歳の今でも霧吹きを見せると嫌がるのでしっかりとしつけられています。
絶対にやってはいけないこと
叱るといっても方法を間違えると猫に過度なストレスが溜まります。まずやってはいけないことは叩いて叱ることです。叩かれることで思っている以上に猫はビックリしてしまい、敵意を感じます。人間不信になる恐れもあるのでやめましょう。ここは人間と同じですね。
もう1つは現行犯以外で叱ることです。猫はその時その時の記憶しかないため、人間のように過去をさかのぼって叱ってもなんのことだかわかりません。なので、しばらくたって「ダメ」と言われても、猫からしたら「何もしてないのになんで怒られるんだろう?」と不信感を抱いてしまいます。ちょっと悔しいですが、現行犯以外の時は黙って許してあげましょう。
猫が夜泣きする時は?
子猫の時は特に夜泣きする猫が多いです。最近まで母親の温もりを感じていたのにふと一人で寝ることになるため、不安や寂しさから夜泣きをします。夜泣きをされるとうるささや情からどうしても一緒に寝てあげたくなりますよね?さて、こんな時はどうしてあげるのが良いのでしょうか?
心を鬼にして無視する
夜泣きがひどい場合でもかまってあげることはいけません。泣けば来てくれるんだと学習してしまうため、さらに夜泣きがひどくなってしまいます。特別なことがない限り夜泣きする猫は心を鬼にして無視しましょう。
暖かい温もりを感じるものを用意する
寂しさから夜泣きしてしまいます。そこで母親の温もりを再現するために、温まくらなどを用意してあげて子猫の不安を除いてあげましょう。温もりに安心して安眠してくれるようになるかと思います。
絶対にしてはいけないこと
どんなに夜泣きをしてもやってはいけないことがあります。それはうるさいからと暴力を振るうことです。寂しくて泣いてるのに飼い主にだまれと怒られたら嫌ですよね。そんな時には飼い主自身が耳栓をするなど、無視するための方法を考えて、猫に余計な負担を与えないようにしましょう。
以外と猫もしつけが必要なんです!
猫はどうしても犬のように手懐ける習慣がないのでしつけがいらず楽だと言う印象が強いです。しかし、実は猫にもしつけは必要で、そのしつけは生後3ヶ月程までで決まってしまいます。飼い主のせいでわがままな猫に育てないように、しっかりと本記事の育て方を参考にして、誰にでも自慢できる立派な猫に育てましょう!