致死率の高さに注意!知らないと命取りになる「猫パルボ」とは?

猫の病気・体調管理

猫飼いさんなら、誰しもが自分の家の猫には健康でいてもらいたいと思うもの。
そんな思いを持っているからこそ、猫にとって命取りになる病気について正しい知識を付けておくのもとっても大切なことなんです。
今回は多くの猫が命を落としやすい「パルボ」という怖い病気について詳しくご説明したいと思いますので、ぜひご覧くださいね!

そもそも「パルボ」ってどんな病気なの?

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パルボの正式名称は「猫汎白血球減少症(ねこはんはっけっきゅうげんしょうしょう)」といいます。
別名では「猫ジステンバー」や「「猫伝染性腸炎」とも呼ばれているので、一度は耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか?
パルボはとても感染力が高いことも、恐ろしい病気だといわれている理由のひとつです。

パルボウイルスに感染する原因は?

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この病気は、感染している猫と触れ合うだけでもウイルスが移ってしまうのも特徴。
また、感染をしている猫は便や唾液の中にもパルボのウイルスを持っているので、感染している猫の便を踏んだり、舐めたりしても発症します。

さらに、このパルボウイルスは外界で1年以上も生存できる強いウイルスなので、感染している猫と直接触れ合っていなくてもその猫が使ったケージやブラシなどに触れるだけでも感染する可能性が高いのです。
そして、飼い主の衣服に感染している猫の毛がついたまま他の猫を抱き上げたりしてしまうと、そこからパルボウイルスにかかってしまうこともあるので、飼い主さんも十分に注意しましょうね。

パルボになるとどんな症状が出るの?

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パルボウイルスは感染してもすぐに症状がでないのも特徴。
大体2~12日間ほどの潜伏期間があった後、激しく黄緑色の液体を吐いたり、水っぽい下痢をします。
こうして嘔吐と下痢を何度も繰り返すと食欲不振になったり、脱水症状になり猫自身もぐったりとしだします。

このときに、下痢をしているからといって下痢止めを与えるのはNG。
下痢止めを飲ませてしまうと、パルボウイルスが便で外に出ずに体の中に留まってしまうので余計に危険な状態になる可能性が高いのです。

子猫は命を落とすことが多い

生後1年を過ぎた成猫がパルボウイルスに感染したときは、症状がでないまま終わったり、発症しても軽く済む場合がほとんどですが、子猫は重症化してしまうので要注意。
子猫は抵抗力がまだないのでこうした病気に立ち向かえず、中には下痢や嘔吐の他に、40~41℃の高熱を出す子もいます。
こうなってしまうと、一刻を争うのでなにかおかしいと思ったらすぐに動物病院へ連れていくようにしましょうね。

パルボはどう治療すればいいの?

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パルボは今のところこれといった治療薬がないのが現状です。
なので、感染してしまったら「猫インターフェロン製剤」という薬で猫自身の免疫力を高める手助けをしてあげることが大切になります。

また、嘔吐や下痢で脱水症状になっているときは点滴で水分を補給してあげたり、二次感染で「敗血症」という病気になってしまうことを防ぐために抗生物質を与えたりすることも多いですよ。

パルボに感染させないために「ワクチン接種」をしよう

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感染してしまってから後悔しないためにも、パルボはワクチン接種で事前に予防してあげることも飼い主さんの大切な役目。
猫のパルボウイルスは「3種混合ワクチン」を打つことで防ぐことができる病気です。
このワクチンは母親の初乳を飲んでいるかによっても接種のタイミングや回数が違ってくるものなので要注意。

ちなみにワクチンは、1度接種すればパルボウイルスへの免疫が付き、ほとんどの子が生涯パルボを発症しなくてもよくなるといわれていますが、より安心して飼い猫を病気から守るには、年1回のワクチン接種をするのがおすすめですよ。

怖いパルボウイルスから愛猫を守ろう!

パルボは恐ろしい病気ですが、きちんと予防法がある病気です。
だからこそ、飼い主さん自身がしっかりと猫ちゃんの体のことを考えてワクチンを受けさせてあげることが大切。
ぜひこれを機に、もう一度可愛い愛猫の健康管理の仕方をじっくりと考えてみてはいかがでしょうか。




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