別名「べっ甲猫」とも呼ばれるサビ猫は、飼っているだけで真の猫好きに見られる柄でもあります。
独特の毛色をしているので、好き嫌いが分かれることもあるかと思いますが、実はサビ猫は長所がたくさんある猫なんですよ!
そこで今回は、サビ猫飼いの私がサビ猫の魅力をたっぷりとご紹介しちゃいます♡
サビ猫の特徴は?
サビ猫は、黒や茶色、赤毛などたくさんの毛色が混じった猫のことをいいます。
しかし、複数の色が入り混じったその毛色は、遠目から見ると一見滅茶苦茶に見えるため「見栄えが悪い」と思われてしまうことも多いんです…*
そんな地味な見た目が災いして「雑巾猫」なんていう酷い別名で呼ばれることもあります…。
独特の毛色は猫好きさんの中でも苦手だと思う方が多いので、里親募集をかけてもなかなか里親さんが見つからないということも…。
だからこそサビ猫を飼っていると「真の猫好きなんだ!」と思われることも多いもの。
そんなサビ猫は、サビ猫は三毛猫の一種なので三毛猫と同じようにほとんどの子が女の子であることも特徴のひとつです★
サビ猫の性格は?
見た目がちょっぴり怖そうに見えるサビ猫ですが、実は性格がとても温厚なことも多いもの。
三毛猫の一種ですが、三毛猫のようにお嬢様気質の子は少なく、自分がやりたいと思ったことを我慢してしまう子も少なくありません。
例えば、飼い主さんに甘えたいけれど他の子が甘えているときは邪魔をせず、じっとそばに寄り添っているなど、謙虚な甘え方をしてくることも。
しかし我慢強い分、嫉妬心をあまりに感じすぎると拗ねてしまい、なかなか機嫌を直してくれないという頑固な一面も持っています。
このようにサビ猫は比較的優しい性格をしている子が多く、動物病院でも暴れずにじっとしてくれるため、猫飼い初心者さんでも飼いやすい猫種なんですよ♡
猫の飼い方は?
エサについて
ご飯は一般的なキャットフードでも構いませんが、サビ猫は女の子が多いので、特に肥満にならないように食事管理をしっかりとしてあげましょう。
また、5歳を過ぎるとシニア猫になるため、腎臓の病気にかかりやすくもなります。
そうした病気を防ぐためには、腎臓病予防のキャットフードを与えたり、高カロリーではないキャットフードを与えるようにしましょう。
ちなみに我が家では「メディファス」を与えてから、便がしっかり固まるようになり、毛ヅヤがよくなりました。
価格もお手頃なので、プレミアムフードを飼う金銭的な余裕はないけれど、コスパのいいキャットフードでは体が心配だと飼い主さんにもおすすめですよ*
飼い方について
サビ猫は我慢強い猫だからこそ、飼い主さんがこまめに気にかけてあげることが大切です。
自己主張してこないから構わなくてもいいと思わずに、遠くからじっと見つめているときなどは「構ってほしいサイン」なので、飼い主さんのほうから積極的にコミュニケーションをとるようにしましょう♡
また、サビ猫は頭がいい子が多いのでしつけしやすいので、覚えてほしいことは積極的に教えていきましょう★
責任を持って飼おう!
猫は大切な家族で、何十年も生活を共にしていくパートナーです。
だからこそ、性格をしっかりと把握した上で飼うことを検討してみるのも重要なことです。
小さな命を飼う前には「一生大切にしていくんだ!」という覚悟を持って飼うようにしましょうね!