猫好きさんの中には、しなやかなボディをしたスリムな猫種を飼ってみたいと思っている方もいるのではないでしょうか★
そんな方におすすめなのが、「オリエンタルバイカラー」という珍しい猫種です。
そこで今回はそんなオリエンタルバイカラーの歴史や飼い方などを詳しくご説明いたしますので、ぜひ参考にしてみてくださいね♡
オリエンタルバイカラー誕生の歴史|バイカラー猫×シャムorオリエンタルの交配猫★
オリエンタルバイカラーは、1979年にアメリカでキャッテリーを営んでいた「リンダジーン・グリロ」という女性によってつくられた猫種です。
リンダジーンは、シャムとバイカラーのアメリカンショートヘアーとの間に産まれた子猫の中から一番綺美しいバイカラーを持つ子を選んで、次はシャムやオリエンタルとかけあわせたそう★
その結果誕生したのが、現在のオリエンタルバイカラーで、1983年にはTICAに公認されました。
また、ヨーロッパの血統登録機関であるFIFeには、「セイシェルワ」として登録されています♪
特徴|白ぶち模様がチャームポイント♡
見た目
オリエンタルバイカラーは、交配猫でもあるオリエンタルからすらりと長い胴体や、ムチのように細い尻尾を受け継いでいるのが特徴です。
さらに、頭の形は三角で、耳は平均的な猫種よりも離れてついているのもポイント♪。
目は色は緑であることが多く、カラーポイントの子は青色をしていることもあります。
そして一番の特徴は、体に白いぶち模様があること。
被毛の1/3程度が白い毛で覆われているのが理想的なオリエンタルバイカラーの特徴であるそうです。
その際は、ぶち模様の入り方は特に規定があるわけでもないので、ランダムにはいってることも★
ほとんどの子は、背中よりお腹や脚に白い毛が目立つようです。
オリエンタルバイカラーは、被毛の手触りもよく、短毛種では光沢を感じられ、長毛種の場合は絹のようさわり心地をしているのも魅力だといわれています♡
平均体重
オリエンタルバイカラーはスリムな体つきをしていますが、特別体重が軽いというわけではありません♡
およその平均体重はオスで3.1㎏~4.5㎏、メスで。2.2kg~3.6kgほどだといわれています★
平均寿命
オリエンタルバイカラーは病気になりやすく、体があまり丈夫な猫種ではないので平均寿命も平均的な猫よりも短めで12年~14年程度といわれています★
しかし、こうした平均寿命は飼育する環境によっても変わってくるので、ぜひ適切な環境の中で大切に育ててあげましょう♡
性格|社交的で懐きやすい甘えん坊にゃんこ♪
オリエンタルバイカラーは、人懐っこい性格をしているので、飼い主さんが愛情を与えて育てれば、かけがえのない信頼関係を築くこともできます*
さらに、遊び好きな一面もあるので、飼い主さんに「一緒に遊ぼうよ!」と訴えてくることもあります★
また、ちょっぴり自己主張が強いところもあり、譲れないところをしっかり持っている芯の強さもオリエンタルバイカラーならではのチャームポイントです♡
飼い方のコツ★鳴き癖をつけないように注意しよう♡
オリエンタルバイカラーは芯が強いからこそ、時には自分の意見を通そうと大声で鳴き喚くこともあります。
鳴き声も平均的な猫種より大きめなので、集合住宅だと周りの方に迷惑をかけてしまう恐れもあるので気を付けましょう。
こうして猫に鳴かれるたびに要求を叶えていると、猫も「鳴けば要求が通る!」と学んでしまい、鳴き癖がついてしまうことも多いので、鳴かれたからといってすぐに要求を叶えるのがNG★
お互いにストレスフリーな生活を続けていくためにも、無理な要求は無視して叶わないことを知ってもらうのもしつけとして大切なことですよ*
オススメのエサ|運動量に合わせた低カロリーフードに★
オリエンタルバイカラーは、遊び好きな一面も持ち合わせているので運動量に合った低カロリーフードを与えるのもおすすめ。また、平均寿命が短くなりがちな猫種だからこそ「カナガン」や「シンプリー」などの原材料にとことんこだわったキャットフードを与えて、体の内側から健康を維持していけるようにしてあげるのもありです!
今回は上記のエサをおすすめしましたが、もちろん環境や個体差によっても大きく左右されるので、ぜひ愛猫の体調を見ながら体に合ったキャットフードを選んでいきましょう♡
オリエンタルバイカラーの値段、価格相場は?
15万~20万|海外では安価でも輸入になると高額に!
オリエンタルバイカラーは日本ではあまり知られていない猫種だからこそ、購入したいと思ったときは、海外から輸入をしなければなりません。
オリエンタルバイカラーを海外で購入しようとした場合は、意外にも安価で手に入ります。海外では、平均$250~$550(日本円で約4万円~5万円)ほどで取引されていることが多いものですが、ブリーダーを通して輸入をしなければならないので、一気にかかる値段が跳ね上がり、15万~20万程度かかってしまうのが現状のようです★
オリエンタルバイカラーの個性を理解して、幸せな猫LIFEを
オリエンタルバイカラーは病気にかかりやすい子が多い猫種だからこそ、普段からこまめなお世話をしてあげたり、健康を気にかけてあげることが大切になってきます♡
日本ではあまり見かけない猫種だからこそ、猫の気持ちをよく理解しながら飼育していきましょうね*