目前に迫った2/22の“猫の日”皆さんはどのように過ごしますか♪せっかくの猫の日なので、猫だらけの一日にしたいですよね☆そんな待ちに待った猫の日に、岩手県奥州市にある「胆沢図書館(いさわ図書館)」では猫本コーナー「猫ノ図書館」がオープンします!そこには鼻提灯猫で有名な、サラリーマン猫写真家のあおいとりさんのパネル展もあるんです♪では、「猫ノ図書館」とは一体何なんでしょうか?詳しく紹介していきます♡
猫本コーナー「猫ノ図書館」とは?
「猫ノ図書館」は、胆沢図書館内にある猫の本だけを集めた猫本コーナーの事です♪猫本を集めた図書館とはなかなか斬新ですよね☆また、猫の書店はあれど猫の図書館はまだないらしく…公立図書館として日本初!?を目指しているんだとか♡
そもそもなぜ、「猫ノ図書館」をつくろうとしたのかというと、平成26年度以降、図書館の利用率が低迷し、何とか多くの人に図書館に来て欲しいという思いから、蔵書の中から“特色”を見出して図書館の顔としようとしたことが始まりだそうです☆
また、胆沢図書館の方は、「好きはもとより、これまで図書館に足を運んだことのない方にも“猫本”をとおして本に興味をもってほしいと考えています」と話されています☆今回の企画は、読書推進も兼ねているんだそうです♪
「猫ノ図書館」にはどんな本があるの?
実際に「猫の図書館」にはどんな本が置いてあるのか胆沢図書館の方にお伺いしました♪
通常、図書館は大きく分けて「一般書」、「児童書」、「郷土資料」に分けて配架するのですが、それを“猫本”に関しては、コーナーに一同に集めて配架します!ジャンルは、小説、絵本、エッセイ、コミック、写真集、図鑑、猫の専門書などがあります。
また、日本で最も有名と言える“猫本”『吾輩ハ猫デアル(復刻版)』をコーナーに配架します。これは、現代では考えられないこだわり抜いた装丁を忠実に再現したレプリカです。実際に手にとって閲覧することで、初版として世にでた当初の雰囲気を伺い知るとともに、夏目漱石が「うれなくても奇麗な本が愉快だ」と書簡でしたためたように、美しい本へのこだわりを感じることができます。(ただし、図書館内のみの閲覧)
「猫ノ図書館」の目玉本は、夏目漱石の「吾輩ハ猫デアル」なんですね!2/22には、この本の配架式もあるそうです♪是非こだわり抜いた装丁をこの目で見たいですね☆
ねこ館長のむぎも就任!
また「猫ノ図書館」にはねこ館長が就任!ねこ館長に決まったのは、奥州市江刺区の菊池さんの家に住んでいる“むぎ”です!ブリティッシュショートヘアの1歳♪むぎもねこ館長として「猫ノ図書館」を盛り上げてくれます☆
(イベント以外では図書館には不在ですが、むぎ館長の画像で猫ノ図書館の魅力をPRしてくれます♪)
あおいとりさんに聞く!「猫ノ図書館」のみどころ♡
今回の見どころの一つと言えるのが、あおいとりさんのパネル展です☆「猫ノ図書館」が開催されるにあたって、あおいとりさんが、みどころや写真を撮影するときのポイントなどを教えて下さいました♪
あおいとりさんのおすすめ本♪
初めての「ねこ検定」が2017年3月26日に開催されるのですが、これの公式ガイドブック「ねこ検定 ねこ検定公式ガイドBOOK」がおすすめです!神保町にゃんこ堂さんのプロデュースしている本です。図書館にあるこの本で試験勉強をして、ねこ検定への合格を狙ってみるなんてどうでしょうか。
その他、たくさんの猫本が置いてありますので、書店にはなかなかないものも手にとってご覧いただけるのが楽しそうですね!
あおいとりさんに教えていただいたことで、「ねこ検定」が開催されることを初めて知りました!その本が置いてあるとは…なんとも興味深いです☆「猫ノ図書館」で本をみて、検定に興味をもつ方もたくさん居るんじゃないでしょうか★また、あおいとりさんが出している3冊の本もおすすめなので、是非展示と一緒に見ていただきたいです♪
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猫撮影時に気をつけているポイント♪
一番気をつけているのは、猫に迷惑をかけないことですね。「写真を撮らせていただいている」という気持ちで臨んでいます。その他では、まず場に馴染むことです。すぐに撮りたい気持ちをぐっとこらえながら、5~10分ほどなにをするわけでもなくその場に居るとねこが馴染んで、怖がらなくなることが多いです。そうなってから、カメラを構えて、撮りたい瞬間を探し始めます。
僕は撮影時にはエサやねこじゃらしは使いませんので、写真に撮りたい瞬間に偶然に出会うことにしています。じっと待つこともあれば、とにかく歩き回って、シャッターチャンスとの出会いを求めることもあります。
技術的なところでは、場所や猫に合わせてカメラのレンズはマメに変えています。人間にとっても懐いている場所や猫たちに対しては、焦点距離の短い広角〜標準レンズを使うことが多いですし、人間への警戒心が強い場所では、望遠レンズを使って遠くから撮ることもあります。木漏れ日や水の反射が予想されるところでは、綺麗な玉ボケを表現したいので、F値の小さな明るい大口径レンズを選んだりします。
特にカメラが好きな方は、そのあたりも含めて僕の写真をご覧いただけますと、面白いと思っていただけるのではないかと思います。
お話を聞いて、あおいとりさんのように自然な猫を撮るポイントが分かった気がします!でも、ねこじゃらしやエサを使わずに、どんな風にあんなすてきな猫たちの写真が撮れるんだろう…と思って居たら、「猫に写真を撮らせていただいている」と言う気持ちを大切にしていたんですね!あおいとりさんの写真からあふれ出るやさしさの理由が分かった気がしました♡今回は、撮影時のレンズの使い分けまで、こだわりを教えていただきありがとうございました!
あおいとりさんについては、下記の記事で詳しくご紹介しています♪
こんな盛りだくさんな猫本コーナー「猫ノ図書館」☆お近くにお住まいの方だけでなく、是非遠くからも足を運んでいってみたいですよね♪
アクセス・詳細
日時:2月22日(水)【猫の日】午前10時30分~
場所:胆沢図書館(猫本コ-ナ-「猫ノ図書館」前)岩手県奥州市胆沢区南都田字加賀谷地1-1 胆沢文化創造センター内
電話番号:0197-46-2133
内容:ねこ館長辞令交付式
猫本コレクション『吾輩ハ猫デアル(復刻版)』配架式
豪徳寺『招福猫児』設置式
サラリーマン猫写真家 あおいとりパネル展