サマーカットがしてみたい!“お尻歩き”は洗浄のサイン?猫のトリミングまとめ★

もじゃもじゃ猫

まだ四月だというのに、全国各地で真夏日を観測して、桜が散っていくのと共に夏を感じることも多くなりそうですね♪夏になると、気になるのが猫の体調管理ではないでしょうか!先日、テレビの天気コーナーの画面の右上に「熱中症に注意!」という文字をみてひやっとしました…。猫は暑さに強いとはいえ、特に毛の長い猫は、夏は厳しい季節の一つですよね。そんな長毛種の猫を飼っている方は、一度は「サマーカット」という言葉を聞いたことあるんじゃないでしょうか?サマーカットとは、熱の暑い時期に向けて、猫の毛を短くカットすることです♪女優の石川ゆり子さんが飼っていた愛猫・ビスクがサマーカットをしていたことで話題にもなりましたよね♡そもそも、犬のトリミングは日常的に耳にすることはありますが、猫のトリミングについて聞くことは少ないですよね?今回は猫のトリミングからサマーカットについて紹介します♪

もじゃもじゃ猫

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ペットのトリミングってどんなもの?

そもそもトリミングというのは、爪の手入れや、シャンプー、耳の掃除などをしてくれることを言い、カットをしなくてもトリミングと言えます☆犬を飼っている方なら、トリミングはとても身近なものだと思います。人が美容室に行くように、何か月かに1回トリミングサロンに通っている犬も多いんではないでしょうか♪それはカットしないと毛がとても伸びてしまったり、視界が悪くなってしまったりする犬種もいるからです!

その点猫は、自分でグルーミングをするので、お風呂に入ることが少ないですよね☆なので、犬に比べてトリミングが浸透していないんです。それに加えて犬と違って猫をトリミングすることは、困難だからなんです!犬は、散歩をするのである程度の社交性が身につき、知らない人に体を触られることもそこまで抵抗を持たない子が多いです。ですが、猫の場合は違います。多くの猫は、知らない人に体を触られる事や、知らない場所に連れていかれることが苦手です。なので、猫のトリミングを行う際には、「麻酔」を使う場合も多いといわれています。麻酔は体に負担がかかりますし、「麻酔をします」といわれると飼い主さんは身構えてしまいますよね。さらに、猫がトリミング中の事故で亡くなってしまったという話もあります。なので、猫にトリミングは浸透しにくく、受け入れてくれるサロンも少ないのです。

猫のトリミング☆

エリザベスカーラー猫

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上記でもお話ししましたが、猫のトリミングには犬とは違った専門的な知識が必要となります。なので、犬のみのトリミングを行っているサロンもたくさんあります!実際連れて行ってみて、猫はダメなんですと断られることもしばしば…なので猫のトリミング専用サロンや動物病院に隣接しているサロンでネコもOKというとことを探してみましょう!トリミングしてくれる人や場所に猫が慣れていることが大切なので、いつも行っている病院がトリミングをしてくれるところでしたら、とてもいいかもしれません☆でも…病院嫌いの子はNGですね。やっぱり、怖いし不安だからどこかに預けてトリミングはいやだな…と思っている方は、家でのトリミングをお勧めします!家でシャンプーをしたり、爪を切ってあげたりする人は多いと思います♪

石田ゆり子さん家のビスク先輩が見本!猫のサマーカット★


女優の石田ゆり子さんの愛猫ビスク(3月25日に亡くなりました)がサマーカットを行っていて、猫のサマーカットに興味を持たれた方も多いかと思います♪ビスクはサマーカットを行ったあとすごくご機嫌になるそうで、カットされることに慣れていてとても好きなんですね♡去年もことカットにしていたという事で毎年恒例みたいです♪


サマーカットをすると、ハニオがビスク先輩と認識しなくなり、リスさんと呼んでたところも何ともかわいかったですね♪長毛種の猫は、サマーカットについて一度は考えたことがあるかもしれません!上記でもお話ししている通り、猫にとってトリミングサロンに行くこと自体がストレスになってしまうこともあるので、サマーカットにチャレンジする方は、まずは猫が安心して通えるサロンを見つけることが大切です。サロンが見つかったとしても、注意しなくてはならないことがあります。それは、サマーカットをすることで、猫が体調を崩さないかどうかという事です。長毛の猫もあの長い毛ありきで熱い夏を乗り切っています。なので全てすっきり刈ってしまうことで、自分で体温調節が出来なくなってしまうことも考えられます。刈る毛の長さを調節したり毛玉などで特に悩んでなければ無理にサマーカットをするのは辞めた方がいいかもしれませんね。

“おしり歩き”は洗浄のサイン!原因は肛門腺!?

お尻歩き猫

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トリミングを行う理由の一つに肛門腺の洗浄も挙げられます。猫のおしり歩きは見たことありますか?おしり歩きとは、お座りをした状態で前足を使って、前に進む動きの事です。ペットを飼っている人だったら一度は見た事があると思います!我が家にいる猫はしたところを見た事ないのですが…犬は何度かしているところを見たところがあります!おしり何かついているのかな?とおもって確認すると何もないこともあり…(たまにうんちがついていたことはありました!)何なのかなと思っていたら、原因は「肛門汁」ということがわかりました。調べてみるとこのおしり歩き、猫ではあまり見られない動作のようです。

「肛門汁」とは、とてもくさいにおいのする分泌液で肛門の下にある肛門腺から出る液の事です。肛門汁はうんちをする事やマーキングの際に自然に排出されるのですが、これが溜まってしまうとおしりが痒くなって違和感を感じるらしく、この“おしり歩き”をするそうです。外猫はマーキングや驚きやストレスをか案じた時に肛門汁を排出するともいわれており、家猫は安全な場所で暮らしているので、肛門汁を排出する機会が減っていることでおしり歩きをすることが多いのではという説もあります。

肛門汁は飼い主さんが絞ってあげることもできます。肛門腺は肛門嚢(のう)のなかにあります。猫には肛門嚢が2つあり、肛門の右下と左下、時計で表すと8時と4時の部分にあります。その部分をつまむような形で指で押します。猫は肛門を触られることを嫌うので、行う時は一人ではなく誰かに協力してもらうとよいでしょう!肛門腺にしこりや違和感を感じたら、自分で絞るのをやめて病院に行きましょう。「肛門嚢炎」という病気があり、お尻から血がでたり、肛門が2つになってしまったなんてことがあるので、少しでもおかしいと思ったら、必ず獣医師に相談しましょう。

また、多くのトリミングサロンは、トリミングの中にこの肛門腺の洗浄も含まれています、なのでサロンに通うことでこのおしり歩きを防ぐことが出来て、それは「肛門嚢炎」の予防にもなります。また、肛門腺の洗浄は動物病院でも行ってくれるので、自分でできない方はまず相談するのもいいかもしれません。

だらだら猫

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猫にトリミングは必要かどうかを紹介してきましたが、きちんとリスクがあることも知り、猫にとってストレスにならないのであれば、サロンや動物病院でトリミングしてもらう事もいいんではないかと思います!それが猫の病気予防になることもありますからね♪

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