最近、うちの猫の食欲がなくて心配だ…と思ったことがある猫飼いさんも多いと思います。
そんなときでもどうにかしてごはんを食べさせたいと思うのが、飼い主の気持ちですよね。
今回はそうしたときに活用できる猫の食欲UP術をまとめてみましたので、ぜひご覧になってみてくださいね!
そもそもどうして猫は食欲がなくなってしまうの?
人間と同じように猫も風邪をひくことがあります。
そうなってしまうと、鼻づまりの症状がみられることが多いもの。
猫はもともとにおいで食べ物を食べられるかどうか判断しているので、鼻が詰まってしまうと臭いを感じられなくなりキャットフードなどを「ごはん」だと認識できなくなってしまうんです。
また風邪以外の病気にかかっているときでも食欲はなくなってしまうので、食欲不振以外にぐったりとしているなどといった様子が見られた場合はすぐに病院へ連れていきましょうね。
飼い主さんも安心!手軽にできる食欲UP術を公開
1.ドライフードの上にウェットフードをトッピング
ドライフードはウェットフードよりもにおいが弱いので、鼻がつまっていると「ごはんだ」と分かってもらえないことがあります。
なので、ドライフードの上にウェットフードを少しトッピングしてにおいを強くしてあげましょう。
このときに水分もあまり飲んでいないようなら、ドライフードを一度やめてしばらくウエットフードをあげるのもおすすめ。
ウェットフードは水分がたくさん含まれているので脱水対策をしてくれます。
しかし、きちんと水を飲めているときは水分を取りすぎて下痢になってしまう可能性があるので、ドライフードにウエットフードをトッピングする程度にしておきましょう。
2.ドライフードやウェットフードをあたためよう
キャットフードはウェットタイプもドライタイプも温めるとにおいがつよくなります。
なので、レンジを使って人肌程度になるまであたためてあげまましょう。
そのとき、ドライフードはそのままあたためるだけだとNGです。
温める前にドライフードにお湯をかけてふやかしてからあたためると、よりにおいが強くなりますよ。
3.ササミを与えるのもおすすめ
中にはなにをしてもドライフードやウェットフードを口に入れてくれないこともありますよね。
そんなときは、スーパーなどで売られているササミをあげるのもOKです。
そのまま茹でるのが面倒だという方は、一口大に切ったササミをラップで包んで1~2分ほど過熱し、人肌程度まで冷ましてからあげましょう。
あげるときは喉に詰まらないように飼い主さんが手で割いてあげることも大切なポイントですよ。
猫が好みやすいササミはドライフードにトッピングするだけでも食欲がUPする可能性があるので、ぜひ試してみてくださいね。
4.ヒルズの「a/d」缶をあげて栄養を補給
なにも口にしてくれない状態が続いたときは、ペットショップや動物病院でヒルズのa/d缶を購入しましょう。
ヒルズのa/d缶はウェットフードよりもペーストが細かいので、シニア猫ちゃんでも食べやすいんです。
また、においも強いので他のごはんを口にしてくれなかった子でも進んで食べてくれることも多いものなので、値段は高めですが一度検討してみるのもいいかもしれませんね。
自力で食べられない時は飼い主さんのサポートも必要
中には具合が悪くて何にもごはんを食べてくれない子もいますよね。
そんなときは「お腹がすいたら食べるだろう」と放っておかずに、ごはんを口にできるようフォローしてあげましょう。
器から食べるを嫌がる子でも飼い主さんの手からなら食べてくれるというときもあるので、ぜひ猫の体調を見極めながら食事の管理をしていきましょうね!