猫を飼う前に知っておいて欲しいコトまとめ!

ハート

猫って本当に可愛いですよね。変わらぬ愛情を注いでくれて私たちを癒してくれます♡ 猫を飼いたいと思っている人も多いのではないでしょうか?しかし猫は物ではありません。感情をもった生き物です。ここでは猫を飼う前に知っておいてもらいたいこと、考えてもらいたいこと、理解してもらいたいことなどをいくつか紹介したいと思います♪

シェルターなどの保護施設から猫を引き取るという選択肢もある!

シェルター

https://pixabay.com/ja/シェルターの猫-ケージ-採用-ホームレス-放棄された-悲しい-2754333/

猫を飼いたいと考えたら、ペットショップやブリーダーから購入するのが一般的だと思いますが、保健所や保護施設から里親を探している猫を引き取ることもできます。保護施設では様々な理由で保護されたたくさんの猫たちがずっと一緒にいてくれて大切にしてくれる新しい家族を待っています!最近では里親を募集している猫カフェも増えています。里親になることで不幸な猫を救うことができます。施設のサイトをチェックしたり、実際に足をはこんでみて自分が求めている猫がいないかを探してみてください。

猫の一生に責任を持つ!

猫の平均寿命は13〜17年といわれています。そして最近では20年以上生きる猫ちゃんも珍しくありません。猫を飼うということはその一生に責任を持つということです!そのことをしっかりと肝に銘じて、猫を飼うようにしてください。

猫の爪を除去するのはやめて!

猫の爪

https://pixabay.com/ja/猫-足-動物-ペット-ホワイト-家畜化された-429192/

猫の爪の除去手術とは通常の爪切りとは違います。足のつま先を切断し、骨まで切り取ることで二度と爪が生えてこないようにするものです。手術をすることで家具や絨毯を傷つけられる心配は無くなりますが、猫にとってこの手術はひどい痛みを伴い、長い間苦しむことになるといわれています。猫が爪研ぎをするのは狩猟生活の名残から。いつでも鋭い爪を保つため古くなった爪をそぎ落とし新しい爪を生やすため。他にマーキングしたり、ストレスを軽減するときにも爪研ぎをします。本能からで必要不可欠なことなのです!爪研ぎポールなどを利用したり、ロープで巻いた爪研ぎを用意するなどして爪研ぎ場所を設けてあげてそこで爪研ぎをするようにしつける、爪切りを定期的にしてあげることで対応しましょう。

繁殖を考えていないなら去勢・避妊手術をすること!

去勢・避妊

https://pixabay.com/ja/猫-子猫-動物-かわいい-家族-1291725/

猫は一回の出産で平均4〜5匹の子猫を産むといわれており、さらに年に3回もの出産が可能です。猫を繁殖させる予定がないのなら早めに去勢・避妊手術を受けさせましょう。去勢・避妊手術をすることで肥満になりやすいというデメリットはありますが、前立腺肥大、子宮蓄膿症、乳がんの発症のリスクが低くなり、また平均寿命も伸びるというメリットもあります♪

猫にとって有害な食べ物・植物はたくさんある!

グレープ

https://pixabay.com/ja/フルーツ-シェル-バナナ-葡萄-アップル-金属シェル-健康-2833810/

猫にとって有害な食べ物や植物は思っているよりもたくさんあります。チェコレートやブドウ、レーズン、アボカドも有害です。猫に与えてはいけない食品を事前に調べてうっかりテーブルの上においたりしないよう気をつけてください。植物ではアロエやポインセチア、トマトの葉や茎も猫にとっては有害です。家庭菜園をしている人や室内に観葉植物を置いている人は猫を飼う前に有害な植物をしっかりとチェックしておきましょう。

水分補給はとっても大切なこと!

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猫の祖先は砂漠地帯で生活していたといわれています。そのため猫は水分の摂取量が少なくても生活することができ、あまり水分を取らないことがあります。しかし水分は猫の健康にとても大切です。水分が不足すると病気にもなります。いつでもきれいで新鮮な水が飲めるようにしてあげましょう☆

泌尿器系の病気に注意!

猫は水分の摂取量が少なくても生活できると前述しましたが、そのことから余分な水分を取らずに尿の濃度が濃いことが多いんです!そのため猫には泌尿器系の病気にかかる個体が多く、とくに尿道結石や膀胱炎などの下部尿路疾患と慢性腎不全を患うことが多いといわれています。

泌尿系の疾患を抱えると尿漏れやトイレ以外で粗相をしてしまうなど問題行動にもつながります。しっかりと水分をとっているか、尿に血が混ざったりしていないか、おしっこをするときに痛がったりしていないかなど普段からしっかりと観察するようにしましょう。

猫を飼うにはお金がかかる!

猫を飼えば毎日のエサやおやつ、トイレの猫砂やオモチャなど毎月ある程度の費用がかかります。また定期的にワクチン接種や健康診断も必要になりますし、病気になったり、怪我をすることもあるでしょう。診察料や治療代、手術代がかかることもあります。一般的に猫を飼うのに年間10万〜20万円ほどかかるといわれています。それだけの費用を毎年かけることができるのか・・・猫を飼う前によく考えてください。

猫はできるだけ室内飼いにする!

キャットタワー

https://pixabay.com/ja/猫-スコティッシュフォールド-猫タワー-子猫-飼い猫-1684255/

猫を飼いたいと思ったら、完全な室内飼いにするのか、外にも出してあげるのかは悩むところですよね♪ 猫を飼っている方は自由に外で遊ばせてあげたい・・・でも外には危険がいっぱいだから、と葛藤した経験のある人が多いのではないでしょうか?外を自由に歩き回るのは猫にとってより自然なことだとは思いますが、外に出すと、交通事故にあったり、他の猫と喧嘩になったりと危険がいっぱいです。また、ノミやダニなど寄生虫に感染したり、近所迷惑になることもあります。個人的には(とくに都会に住んでいたら)室内飼いのほうがいいと思います。

猫はとてもテリトリー意識の強い生き物なので、室内で生まれ育った猫にとっては家の中がテリトリーになるので、とくに外に出たいとは思わないそうです。子猫や成猫でも室内で飼われていた猫を飼う場合はとくに問題はありません。ただし室内飼いの猫はどうしても運動不足になりがちです。オモチャで一緒に遊んであげる時間を作ってあげたり、キャットタワーを設置したりして十分なエクササイズができる環境を整えてあげましょう♪

室内外を自由に行き来していた猫や捨て猫、野良猫を引き取って飼うときには完全な室内飼いにするのは簡単なことではありません。一度でも外に出てしまうと自分のテリトリーだと認識するのでどうしても外に出たがります。トイレのしつけも必要かもしれませんし、室内で快適に暮らせるようにしてあげてもすんなり室内だけでの生活を受け入れてくれることはほぼないでしょう。遠方から猫を引き取った場合にはあたりの環境に慣れていないのでテリトリーがまだなく、比較的室内猫にしやすいといわれていますが、すでにその地域で暮らしていた猫の場合には時間をかけて慣らしていくしかないと思いますが一日中鳴かれるとストレスにもなります。獣医師や専門家に相談するのも大切です。どうしても無理で外に出してあげることにした場合にはできるだけ近所に迷惑をかけないようにすること、また去勢・避妊されているか確認して、まだなら手術を受けさせるようにしてください。

まとめ

猫との暮らしは私たちにたくさんの喜びを与えてくれ、毎日の生活をより充実したものにしてくれる素晴らしものです♪しかし猫は物ではありません。感情をもつ生き物です。新しく猫を家族に迎え入れたときには環境に慣れるのに時間もかかるでしょうし、その間に粗相をしてしまうこともあるかもしれません。また、猫との暮らしのなかでいたずらをされたり、病気や怪我で予定外の費用や手間がかかることもあるでしょう。猫を飼う上での心構えや知っておいて欲しいことをいくつか紹介しましたが、本当に大切なことは生涯変わらぬ愛情を注ぐことと忍耐です。猫も大切な家族の一員です。「最期まで責任をもつ」ということを決して忘れないでいてください♡

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