野良猫を拾ったり里親募集で見つけた白猫系の雑種。野良猫は様々な種類の猫と交配を繰り返してきたため一概に性格を分けることは出来ませんが、ある程度毛色によっても性格の遺伝があります。この記事では白猫の性格やその飼い方についてご紹介します。
猫の特徴は?
白猫の特徴はやはり何と言っても真っ白な体になります。大体の白猫は体の一部に模様が入っていますが、稀に真っ白な猫もいます。
また猫の目の色は[銅色・薄茶色・緑色・青色]の4種類ありますが、白猫は、緑、青色の割合が多いと言われています。白猫はメラニン色素が薄い為、目の色も緑、青が目立ちます。一つ注意しなければならない事が、青の目を持つ猫は高い確率で聴覚障害を持っています。白猫を飼う際には目の色にも注意してみることもおすすめします。
白猫の性格は?
白猫の性格ですが、見た目の高貴さ同様に気が強く神経質な傾向があります。もし飼い主になついたとしても独占欲が強く、他人や他の猫が来た際には敵意を見せる可能性があります。
見た目とは違い飼い主に懐く傾向があります。オスはのんびりマイペースで誰にでも社交的な場合が多いです。メスは飼い主だけに懐くことが多く、他の人には敵意を見せたりすることもあります。べっとりと言うよりは付かず離れずの猫らしい性格をしています。
共通して言える性格としては性格は遺伝半分、環境半分と言われています。遺伝で良い性格に生まれても、野良猫時代に心に残る経験をしてしまった場合などは恐怖心から人見知りになったりする傾向があります。子猫からではなくある程度大人の猫は性格が決まっていることが特に多いので、心が傷ついてしまっている猫の場合にはケアが必要な時もあります。
猫の飼い方は?
エサについて
ご飯ですが、一般的なご飯でも構いませんが、肥満と尿のphコントロールに気をつけましょう。特に野良猫は腎臓周りの病気になりやすいので注意が必要です。
お買い得なご飯でも構いませんが、人間と同じで良い食事をあげていると、毛並みが良くなったり、体調が良くなったり、良いことがいっぱいです。猫の健康を意識した食事を心がけましょう。
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飼い方について
野良猫上がりの場合、気分屋になりやすい傾向があります。甘えてきた時はしっかりと構ってあげて、ほっといて欲しそうな時はそっとしてあげて猫に合わせて行きましょう。時間をかけてしっかりと可愛がることで、猫との信頼関係が築けます。
白猫の場合は自分本位な場合が多いので、特に気を使って猫を第一優先に考えてあげましょう。
トイレに関してですが、ノラ猫は腎臓病になりやすいためこまめにトイレをチェックしましょう。もしも血尿などが出ている場合には早めに病院へ行きましょう。
ノラ猫を拾ってきた場合などはダニやノミが付着している場合があります。そのまま部屋で飼ってしまうと、部屋中がダニ・ノミで汚染されてしまうので、必ず最初に病院へ連れて行きましょう。
先述の通り、白猫はメラニン色素が少ない為、病気や先天性異常も持ちやすいです。必ず病院へ連れて行き異常が無いか確認すること、またたとえどんな結果であっても飼い続ける意志を持つ事が大事です。
責任を持って飼おう!
猫と言っても大切な家族、15年くらいは人生を共にします。猫1匹でも猫の種類やそれぞれの猫によって、性格は異なります。猫を理解し、猫種を理解し、飼う予定の猫の性格を理解した上で、将来何があっても飼い続ける決心をしましょう。しっかりと検討した上で最高なパートナーを見つけましょう!