猫は簡単に飼えると思われがち。でも実は。。
猫を飼いたいなと思って「猫 飼い方」などで調べると猫を迎え入れる方法が色々と載っています。しかし、迎え入れる準備をするだけでおしまいではありません。
15年間一緒に共にするにあたって、猫の習性や飼う際のリスクなど様々な問題が起こります。
実際に猫を飼い始めたら「こんなはずでは。。」とならない為に、今回は猫を飼うことで起こりうる問題についてまとめてみたいと思います。
ワクチンの接種
人間同様、猫にも感染症や病気のリスクは多く存在します。代表的な病気は下の3つです。
・猫伝染性腸炎(猫汎白血球減少症)
・猫ウイルス性鼻気管炎(ヘルペスウイルスⅠ型で風邪の一種:俗にいう猫風邪)
・猫カリシウイルス感染症
これらを予防するために、1年に1回はワクチンを打たなければなりません。費用は上記の三大病を防ぐ3種混合ワクチンで3000円ほどになります。
猫の抜け毛
猫の相当量の毛が抜けます。多い時では一日でこぶし半分程度の毛が抜けることも。。数日掃除をさぼっただけで鼻がムズムズしてきます。対処法としては
・こまめにグルーミングを行い毛を取ってあげる
・こまめに掃除機をかける
・ルンバ
特にルンバは非常に重宝します。毎日決まった時間に掃除機をかけて大量に毛を吸ってくれるので、相当量の時間短縮になります。筆者も買い、自分で掃除機をかけるのは1週間に1回だけとなりました。猫を飼ってる人にはおすすめです♪
また、ほこりが苦手な人には猫を飼い始めるとつらいかもしれません。事前にペットショップや猫カフェに行くなどして、猫の毛は大丈夫かチェックをしましょう。
オス猫のマーキング
まれに縄張り意識の高いオス猫が行う場合があります。少量の尿、または糞を壁に撒きます。猫特有の強烈なアンモニア臭がするため、部屋中がひどく臭うようになってしまいます。決して飼い主を困らせるためではなく、環境が変わるなどしてひどく不安な気持ちになった時にやる猫がいるようです。
対処法としては、猫が不安にならないような環境作りです。
・定期的にスキンシップを図る
・新しい家具などは飼い主と一緒に嗅ぎに行かせ、危害を加えないことを認識させる
ねこの本能がたまたま人間に合わないだけで、悪いことはしていません。しっかりと行動を理解し、マーキングを行わないようにフォローしてあげましょう。
猫の嘔吐 毛玉やエサの吐き出し
猫の生理反応の1つとして吐くという行為があります。猫は反射嘔吐が弱いため、エサを丸呑みできてしまいます。
(人間は嘔吐反射が強いため、のどを通る段階で異物とわかるとおえっとなりますよね。)
胃まで運ばれたエサや毛玉ですが、胃の中でようやく異物と判断され吐いてしまいます。
猫の吐く原因は主に下の二つです。
・グルーミングによる毛玉の食べ過ぎ
・エサの食べ過ぎ
猫の嘔吐物は人間のものと違って酢酸臭はしないため、処理は比較的簡単です。吐いてしまった際にはすぐにアルコールティッシュ等でふき取りましょう。また、ご飯語などが危険です。畳やソファーの上など大事な場所で吐かれないように注意深く観察しましょう。
猫の尿路結石
猫で多い症状の1つとして、尿路結石があります。猫はもともと砂漠の生き物のため、水をあまり飲みません。その為尿が濃く、結石ができやすいのです。結石ができた際の主な症状として
・血尿が出ている
・しきりに下半身をなめている
・食欲がなくぐったりしている
です。尿路結石がひどく進行し尿が出ない場合は、最悪死につながってしまいます。尿路結石かな?と思った場合にはすぐに近くの病院へ行き治療を受けましょう。
猫と上手くやっていくために、猫のことを理解してあげよう!
猫とは15年ほど付き合うパートナーとなります。猫を飼い始めて後悔しないように、しっかりと猫のことを理解してあげて、万全の状態で猫を受け入れてあげましょう♪
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