メリット&デメリットはなに?猫が大好きなウェットフードを徹底解説

キジトラ

ドライフードよりも猫たちに好まれがちなウェットフードはついついたくさんあげたくなってしまいますよね。
しかし、中にはウェットフードだけを猫にあげていてもいいのかな?と疑問に思っている方もいるのではないでしょうか。
今回はそんな方のためにウェットフードのメリットとデメリットを詳しくご説明したいと思いますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ウェットフードにはどんなメリットがあるの?

1.猫の食いつきがいい

キジトラ
ドライフードとウェットフードの両方をあげたことがある猫飼いさんなら分かると思いますが、ウェットフードは猫が本当によく食いついてくれますよね。
これは、ウェットフードが出す強いにおいに理由があります。
猫はにおいを感じると「これは食べ物だ」と認識することができるもの。
ドライフードは固形なので強いにおいがあまりしませんよね。
対してウェットフードは猫の食欲をそそるように強いにおいがしているものが多いので、自然と食いつきもよくなるんです。

2.シニア猫でも食べやすい

三毛猫
年を重ねると人間と同じように猫も歯がもろくなってきます。
猫は虫歯にはなりませんが、キャットフードが歯石となって歯周病にかかることが多いものなんです。
しかも猫の歯周病は1度かかると二度と元に戻すことができません。
猫が歯周病にかかり症状が進むと堅いものを噛めなくなったり、歯が抜けてしまうことも。

そんなときに活躍してくれるのが、このウェットフードです。
ドライフードは硬さがあるので歯周病を患っているシニア猫にとっては食べずらいものですが、ウェットフードなら噛まなくても食べられるので食事をとらせることができます。

3.水分が取れる

水を飲む猫
猫飼いさんの中には「うちの子がなかなか水を飲んでくれない…」と悩んでいる方もいると思います。
猫が水を飲まなくなるとおしっこの濃度が濃くなって腎臓が悪くなる可能性もあるので、病気から愛猫を守るためにもできるだけ積極的に水分はとらせたいものですよね。

そんな方はウェットフードをドライフードにまぜて食べさせてあげるのがおすすめ。
ウェットフードには水分が多く含まれているので、水分不足な猫に食べさせるだけでもおしっこの病気を防ぐことができるんです。

ウェットフードにはどんなデメリットがあるの?

1.歯石がつきやすい

リラックスしている猫
若い子猫のうちからウェットフードばかりをあげていると、歯に食べかすが残りやすいので歯周病を引き起こす原因になります。
ドライフードよりもウェットフードのほうが歯石がつきやすいので、ウェットフードをあげたあとには猫にも歯磨きをしてもらうことが大切。

動物用の歯ブラシを使って子猫のうちから歯磨きになれさせれば、大人になってからも嫌がらずに歯磨きをしてくれますよ。
また歯ブラシを嫌がる場合はガーゼを軽く濡らして飼い主さんが猫の歯を軽く拭いてあげるようのもおすすめです。

2.歯がもろくなる

茶白猫
ウェットフードは噛まなくても食べられるので、子猫のうちからずっとウェットフードばかりをあげていると猫の歯がもろくなってしまいます。
実はドライフードにはカリカリと噛んで食べることで歯を鍛え、歯周病を防ぐ効果があるんです。
だからこそ、歯の健康を維持できるドライフードをあげずにウェットフードばかりを食べさせていると、年を取ってシニア猫になったときに歯が抜け落ちてしまいます。

猫は丸のみができるので歯がなくなっても構わないと思う方もいるかもしれませんが、歯が抜け落ちるということは歯周病にかかっていて口の中に痛みが出ている可能性もあるんです。
そうなると、キャットフードを口にしたときにも激痛が走りご飯を食べるのが楽しくないと思い、食欲不振の原因にもなってしまいます。

3.食べすぎると下痢になる

寝ている長毛種
ウェットフードに水分が多く含まれているとメリットは、あげかたを間違えるとデメリットにもなります。
ウェットフードだけを毎日あげていると水分を多くとりすぎてしまうので、猫は下痢に…。
下痢になると食欲もなくなる子が多いので、脱水症状になってしまうこともあります。

特に生後3ヶ月までの猫は抵抗力や体力がないので下痢が命の危険にかかわることも多いもの。
水っぽい下痢をし始めてしまうと衰弱も早いので、こうした症状を見た場合はすぐに病院へ連れていくようにしましょうね。

ウェットフードは賢く使おう

ご飯を食べる猫
ウェットフードは猫の食欲をそそる便利なものだからこそ、正しい与え方をしましょう。
ウェットフード単品では与えずに、あげたときはドライフードのトッピングとして少し添えたりドライフードに混ぜてあげるのがおすすめです。
こうすれば、どちらのよいところも吸収できるので猫の健康維持もしやすくなりますよ。
ぜひこれを参考に、まずはキャットフードで猫の体調をきちんと管理してみてくださいね。

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