かまってほしいと甘えてきたと思ったら、突然放っておいてモードに入ったり・・・猫ってクールでマイペース、勝手気ままな生き物ですよね(笑)。そこがまた可愛いんですけど・・・
でも実は猫はそのしぐさや鳴き声でたくさんの感情を表現しているんです。愛猫が何を伝えたがっているのか、どんな気持ちでいるのかがわかると、よりスムーズなコミュニケーションをとることができて、信頼関係も深まります。
ここではしぐさでわかる猫の感情表現をいくつか紹介したいと思います。
しっぽでわかる猫の気持ち
しっぽを立てている
機嫌がよく、うれしい、ハッピーな気持ちです。甘えたい、ご飯がほしいなどおねだりするときにもしっぽを立てて寄ってきます。ただし、しっぽが立っていても振り回すように左右に振っているときは、逆に機嫌の悪いときです。威嚇していたり、闘争心の表れです。このときに無理にかまったりすると、引っ掻かれることもあるので注意しましょう。
しっぽの毛を逆立てている
驚いたり、恐怖を感じていたり、攻撃的になっています。
この状態のとき、猫はストレスを感じています。もし、頻繁にこのような状態が見られるときは、原因を突き止めて対処するようにしてあげましょう。
しっぽを股の間に巻き込んでいる
恐怖を感じ、警戒心が高まっています。
しっぽの先をピクピクさせている
何かを見つけて興奮していたり、気をとられています。
また、寝ているときに呼びかけられてピクピクさせるときは、起きるのが面倒でしっぽで返事をしています。
しっぽをゆっくりと、大きく振っている
機嫌がよく、リラックスしています。また、考え事をしていることも。
かまってほしいわけではないので、そっとしておいてあげましょう。
しっぽが下がっている
何かに失敗したり、怒られたりしたことで落ち込んでいます。
体の具合が悪いときにもしっぽが下がるので、様子がおかしかったり、長く続くようなら獣医師に診てもらいましょう。
目でわかる猫の気持ち
ゆっくりと瞬きする
猫に見つめられて、ゆっくり瞬きされたら信頼されている証拠です。愛情を示しています。
このとき瞬きを返してあげると、猫は安心します。
瞳孔が大きくなる
何かを見つけて興味を惹かれていたり、興奮しているとき、遊びたがっているとき、また攻撃態勢のときに猫の瞳孔は大きくなります。
表情やしぐさでわかる猫の気持ち
頭や体を人や物にこすりつける
猫が物に頭や体をこすりつけているときは、「ここは自分の場所!」「これは自分の物!」とテリトリーを主張しているマーキング行為です。
仲間や飼い主さんに頭や体をこすりつけるのは親愛の証。「大好き」と伝えています。おねだりするときに頭や体をこすりつけてくることもあります。
おでこをくっつけてくる
優しく頭突きをするようにおでこをくっつけてくるときは「大好き!」という愛情表見です。
顔の匂いを嗅ぐ
これも親愛の証です。
猫同士で顔の匂いを嗅いでいるときはコミュニケーションをとっています。顔の匂いを嗅ぐことで、相手の気持ちを読み取ったり、健康状態をチェックしています。
鼻でキスしてくる
これにはいつくかの理由があるといわれています。
挨拶していたり、匂いを嗅ぐことで情報集していたり、甘えたかったり、おねだりしているときにも鼻をつけてきます。また単純に大好きな飼い主さんの匂いを嗅ぐことで安心していることもあります。
鼻キスをされると可愛くてつい返してしまいたくなりますが、猫の鼻にキスすることでウイルス感染することもあるので、がまんして、やさしく撫でであげましょう。
舐めてくる
信頼している証拠です。
ブラッシング中に舐めてきたら、毛づくろいしてあげたと思っています。いい関係が築けている証拠です。
口の周りをしきりに舐めている
食後でもないのに口の周りをしきりに舐めているときは、困ったり、心配していたり、不安な気持ちで「どうしよう」と思っています。口の周りを舐めることで落ち着こうとしています。
まとめ
猫が喉をゴロゴロ鳴らしているときは機嫌がいい!というのはよく知られていますが、猫はほかにもたくさんの感情を表現しています。
愛猫をじっくり観察して理解してあげることで信頼関係も深くなり、より充実したペットライフを送ることができます♪是非試してみてはいかがでしょうか?^ ^